上司に会いたくない福祉職へ|退職・転職を考えていい3つの基準

上司に会いたくないと悩む福祉職の女性と、退職・転職を考える3つの基準を示したイラスト

朝、職場に向かう準備をしているだけで気分が重くなる。
上司の顔や声を思い出すだけで、胸がザワザワする。

福祉職として「利用者さんのため」「現場を回すため」と自分に言い聞かせながら、
本当は上司に会いたくないという気持ちを押し殺していませんか。

もし今この記事を読んでいるのであれば、その感覚は決して甘えではありません。
むしろ、多くの福祉職が同じところで悩み、苦しみ、そして限界を迎えています。

この記事では、

・上司に会いたくないと感じる理由
・福祉業界ならではの構造的な問題
・退職・転職を考えていい具体的な3つの基準
・限界を迎える前にできる現実的な選択肢

を、福祉職目線で丁寧に解説します。

「まだ我慢すべき?」「辞めるのは無責任?」と迷っている方が、自分を責めずに次の一歩を考えられる記事になれば幸いです。


目次

上司に会いたくない…と感じる福祉職は実はとても多い

支援員

私は現役で就労支援員を行っていますが、実際に福祉の現場でも以下のような言葉を耳にします。

  • 上司が現場を理解していない
  • 相談しても精神論で返される
  • ミスをすべて個人の責任にされる
  • 感情的に怒鳴られる、無視される

こうした状況が続くと、「仕事がつらい」というよりも、
「上司に会うこと自体がストレス」になります。

特に福祉職は、

・利用者対応で気を張っている
・感情労働の割合が高い
・人手不足で休みにくい

という特徴があり、上司との関係が悪いと心身の消耗が一気に進みます。

我慢できてしまう人ほど危険

福祉職には、責任感が強く、我慢強い方が多いです。

そのため、

「自分が弱いだけ」
「みんな我慢している」

と考え、限界まで耐えてしまうケースが少なくありません。

しかし、我慢できることと、我慢していいことは別です。

うつ病になったりキャパオーバーになる人の多くは「まだ大丈夫」と思って無理を続けた延長上になる。


また、仕事量についてはなぜ仕事を断れないのか?心理的背景と対処法の記事でも詳しく解説しています。

福祉業界で「上司に会いたくない」が起こりやすい理由

なぜ福祉業界では、上司との関係に悩む人が多いのでしょうか。よくある福祉現場の現状を紹介します。

① 管理職が現場未経験・短期経験

福祉施設では、「人手不足」「急な管理職登用」により、現場経験が浅いまま上司になるケースがあります。

その結果、

  • 現場の大変さを理解できない
  • 数字や書類ばかりを優先する
  • 自分の考えを押し付ける

といったズレが生まれやすくなります。

② 人手不足による「辞めさせない圧力」

福祉職の多くは人手不足となっており、ぎりぎりの人数で現場を回しています。慢性的な人手不足のため、

「休みを取りづらい」「退職をほのめかすと態度が変わる」といった職場も少なくありません。

支援員

上司自身が追い詰められており、そのストレスが部下に向いてしまうこともあります。

③ 「福祉はやりがい」という同調圧力

福祉業界では、

「やりがいがある仕事なんだから」
「お金や環境で文句を言うのはおかしい」

という空気が残っている職場もあります。

その結果、不満や違和感を口にしづらくなり、上司との関係も悪化しやすくなります。


退職・転職を考えていい3つの基準

ここからが本題です。

この記事を読んでいるあなたが「辞めるべきかどうか」を考える際に、判断材料としてほしい3つの基準をお伝えします。

基準① 上司の存在で心身に不調が出ている

以下に当てはまるものはありませんか。

  • 出勤前に動悸や吐き気がする
  • 上司の声を聞くと頭が真っ白になる
  • 休日も仕事のことを考えて眠れない

これは「気のせい」ではなく、ストレス反応です。

環境が原因で体調を崩している場合、我慢を続けるほど回復に時間がかかります。

また、ストレスで大きくない場合であれば解決する可能性もありますので、以下の記事も見てみましょう。

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基準② 相談しても改善の余地がない

  • 面談で伝えても流される
  • 改善を求めると逆に評価が下がる
  • 信頼できる人がそもそもいない

このような場合、その職場で状況が良くなる可能性は低いと言えます。

福祉職は「人」がすべての仕事です。
人間関係が改善しない環境では、長く働き続けることは難しくなります。

基準③ 仕事への誇りや意味を感じられなくなった

本来、福祉の仕事は
「誰かの役に立っている」という実感が支えになります。

しかし、

「上司の顔色ばかり気にしている」「利用者より職場の空気が最優先」

この状態が続くと、仕事への誇りは確実に削られていきます。


「辞める=逃げ」ではありません

福祉職ほど、「辞めたら負け」「続けてこそ一人前」という考えに縛られやすい仕事はありません。

しかし、環境を変えることは、専門職としての選択です。

実際、同じ福祉職でも、環境が違えば、働き方も人生も大きく変わります。

職場A職場B
怒鳴る上司相談できる上司
人手不足適正配置
離職率が高い定着率が高い
考えを押し付ける話を聞いてくれる
支援を一人の責任にする一緒に支援する

どうしても限界な場合は「退職代行」も選択肢

「上司に会いたくない」
「退職を切り出すのが怖い」

そんな状態まで追い込まれている場合、無理に自分で対応する必要はありません。

支援員

第三者が間に入ることで、精神的な負担を最小限に抑えて退職できます。

おすすめの退職代行サービスについて

福祉職の方へもおすすめの、信頼できるサービスをまとめた記事があります。

退職代行おすすめ4選|迷ったらこの中から選べばOK【リンク付き】の記事にまとめています。

※料金・対応範囲・即日対応の可否などを比較してから選ぶことが大切です。

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福祉職として、あなたが壊れる必要はありません

上司に会いたくないと感じるほど追い詰められているなら、それは「心が限界を知らせているサイン」です。

支援員

誰かを支える仕事だからこそ、まずは自分が守られる環境にいることが大切です。

あなたがこれからも福祉の仕事を続けるにしても、一度離れる選択をするにしても、それは決して間違いではありません。

この記事が、自分を責めずに次の一歩を考えるきっかけになれば幸いです。

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