フリーランスを目指してはいけない7個のデメリット
SNSなどよく言われる
「誰でもかんたんにフリーランスになれる」に騙されてはいけません。
フリーランスであれば自分で仕事を選べるとか好きな時間に働けるというメリットがありますが、デメリットの方が大きいです。
そこで、今回は、フリーランスになるうえでのデメリットを紹介します。
目次
【デメリット1】各種手続き
今までは会社がしてくれていた税金や保険の支払い。
これらは全て自分で行わなければいけません。
保険とかはなんとなくしなければいけないと分かるものですが、怖いのは税金です。
得た収益はある一定の金額を超えたら確定申告をしなければいけなく、これがかなり分かりにくいです。
そして、確定申告をしなかった場合は「悪質な脱税」と判断され、刑罰を受けることになります。
また、個人事業主となると書類もきっちりとしておかなければなりません。
【書類の一部】
■領収書
■収入印紙
■見積書
■納品書 など・・・。
「知らない」では済まされない問題なので、取引をする前に知識を持つ必要があります。
【デメリット2】フリーランスの収入
正社員であれば安定的な仕事があります。
少しくらい仕事に手を抜いても会社に影響はないし、会社を休んでも有給として収入もあります。
しかし、フリーランスの場合は仕事がなければ収入がなくなります。
また、最初のうちは「とにかく稼がないと」という気持ちが強くなり、正社員のときよりもフリーランスの方が長い時間働いているという事態にもなります。
【デメリット3】信頼性
フリーランスでは例え正社員と同じ金額の収入を得ていたとしても信頼性は低いです。
例えば月30万円稼いでいたとしても、周りからは
「来年もその収入があるとは限らない」
「どうせ会社員として働きたくないという理由でフリーランスなんだろ」
「夢を見ずまじめに働いてほしい」
なんてことを思われます。
特に結果を出すまでは、どんなに努力をしても結果だけで避難を浴びます。
【デメリット4】フリーランスの成功率
一番致命的なのがそもそも成功しないということです。
当たり前と言えばそうですが、成功した人っていうのは共通してかなりの努力をしています。
ごくまれに簡単に成功する人もいますが、それは全体の中の1%とか限られたものです。
外貨投資で手軽にできるFXでも、全財産を失うほど失敗する人も多いです。
「みんなフリーランスになれる」は嘘
本当に読者の人を考える人や正直な人は
のような言葉は言いません。
もしそんなことができるのならわざわざ人に教えずに自分の収益をもっと上げるはずです。
本当にボランティアのように「読者のため」というのであればお金を取ることもしません。
つまり、世の中の「稼げる」というフレーズは「発言者が利益を出すための言葉」です。
サロンやコミュニティ
最近流行のブログサロンやコミュニティ。
これに入会すると基礎知識は一気につきます。
本で学ぶよりも学べる速度は断然早いです。
しかし、個人が運営するコミュニティはあなたの将来を約束してくれるわけではありません。
一人で100人を見るとか物理的に無理ですし、そんなことをするなら自分が人を雇って組織を作る方が効率良いです。
有料サロンなどは知識は身に付きますが、入会したからと言ってフリーランスで成功するとは限りません。
- ブログやサイトを作っても3カ月はネットに上位表示しない
- Googleの検索基準が変わり、以前の集客術は通用しなくなってきている
- サロンなどの規約を見ると、運営者が逃げ道持つように注意事項がある
- お金を払っても「あとは自分次第」と責任放棄される
本気でフリーランスになるなら、デザイナーでもエンジニアやコンサルティングでも本格的に勉強しなければいけません。
スキルを上げたり実績を証明、集客や売込み、書類作成など覚えることは多いです。
【デメリット5】体調を壊す
フリーランスをネットで検索すると10円ハゲになった人もいるようです。
会社を辞めたという解放感はありますが、同時にとてつもない不安に襲われます。
結果が出るまでが長い
もしフリーランスを目指すななら、知識や準備をしっかりしてから目指しましょう。
初心者の人が本気で勉強しても基本的に失敗します。
それに、流れができるまでに時間がかかります。
「本当に自分が成功するのか」という不安の中、自身が持てずに会社員に戻る人も多いです。
【デメリット6】失敗したときの転職
失敗したから会社員に戻ろうと思っても、重大なデメリットが存在します。
それは転職しずらくなるということです。
人事へのイメージが下がる
面接時には、あなたが働いていない期間何をしていたかを必ず聞かれます。
スクールなどで学んでいたのならいいのですが、
はどうごまかしてもイメージが下がります。
何よりあなたの「スキル」や「実績」が証明できないので、企業が雇うメリットがありません。
【デメリット7】フリーランスは○○
僕は一番これが怖いです。
フリーランスは孤独です。
収益がでたらいいですが、収益がでるまではとにかく不安しかないのに自分で何とかしなければいけません。
会社員であれば上司や先輩が相談に乗ってくれ、いざとなれば会社の責任でした。
しかし、フリーランスになれば法律にひっかかることをすれば重い罪が来ますし、仕事も自分で取らなければいけません。
助けはこない
コミュニティに入って人と仲良くしても、助けはきません。
「一緒に頑張ろう」なんて言葉はいっぱいもらいますが、稼ぎたいという人間ばかりの集まりなのでボランティア精神の人は少ないです。
フリーランスは自由なようで、成功するまでは地獄です。
まとめ
この記事ではフリーランスを目指してはいけない7個のデメリットについてお話しました。
僕は今も会社員ですが、フリーランスはおすすめしません。 たまに「本気でフリーランスになりたいなら会社を辞めること」のように平気で言う人がいますが、その人の気がしれません。
ノウハウを教えるために高いお金を要求するのに無職にさせるという行為は、少なくても僕にはできません。
もしそれでも本気でフリーランスを目指すようであれば、「どんなに失敗しても死ぬ気で結果をだす」と心に決めてやりましょう。
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