転職サイトと転職エージェントの違い。結局どっちがいいの?
転職サイトと転職エージェントは違います。
どちらも転職活動する人にとって役立つのは確実ですが、この2つは全く違うものです。
この記事ではそれぞれの違いと、結局どちらがいいのかという疑問にお答えします。
転職サイトと転職エージェントの違い
転職エージェントはマンツーマンで転職のプロがサポート。
転職サイトは最初から最後まで自分で行う。
というのが大きな違いです。
さらには転職サイトとエージェントの違いを一覧で比較しましょう。
転職サイト | 転職エージェント |
サポートがない | マンツーマンのサポート◎ |
手軽にできる◎ | 面談がある(電話でもOK) |
非公開求人数◎ | 非公開求人数〇 |
履歴書などすべて自分で作成 | 履歴書のアドバイスもくれる |
給料の交渉は自分で | エージェントが給料交渉も。 |
合格率は普通 | 合格率が上がる |
在職中△(時間がかかる) | 在職中でもプロがサポート |
無料で利用 | 無料で利用 |
一覧表でも分かるように、それぞれに長所があります。
これらをさらに具体的見ていきましょう。
転職サイトの長所
まずは転職サイトの長所をお伝えします。
転職サイトの大きな長所としては「気軽に転職活動ができる」と「求人数が多い」ということが挙げられます。
気軽に転職活動ができる
転職エージェントの場合は、エージェントの担当さんとの面談があります。
面談といっても電話で話を聞くだけの場合もありましたし、本人の希望があれば直接対面する必要はないでしょう。
ただ転職エージェントの場合は担当さんが一人つきますので、
「履歴書を送ってください」
「職務経歴書を送付してください。」
というように必要書類の提出があります。
これがちょっと面倒だったなぁという印象があります。
しかしリクルートなどであれば職務経歴書のテンプレートも用意されているので、職務経歴書が初めての方でもスマホで簡単に作れてしまいます。
ただ転職サイトの場合だと求人票を見るだけで履歴書を送ったりする必要はないので、単純に楽です。
転職エージェントに送る履歴書や職務経歴書は不完全でもOKです。
担当さんがあなたに合った仕事を探しやすくしたり、アドバイスをするために送付が必要となります。
転職時には結局履歴書などが必要なので、先に作っておくと後々楽です。
求人数が多い
あなたがITや技術職につきたいと思っても、エージェントの担当さんが「あなたのスキルでは現実的に不可能」と判断されれば求人案内がこない可能性があります。
そして、根本的に転職エージェントよりも転職サイトの方が扱っている求人数が多いと言われています。
転職エージェントの長所
次は転職エージェントの長所を見ていきましょう。
転職エージェントは、転職をサポートしている多くのサイトでもおすすめされています。
マンツーマンによるサポート
一番の違いであるマンツーマンによるプロの転職サポート。
転職者にとって「履歴書の書き方」や「転職活動の仕方」など不安なことは多いです。
転職エージェントでは面談や電話、メールなどで簡単に相談ができます。
また、「自分が転職することはできるのか」という疑問にも丁寧にお答えしていただきました。
個人的には転職エージェントに登録してサポートしてもらうだけでも安心感が全く違いました。
自分に適した求人をアドバイス
自分の市場価値って知っていますか?
パソコンが好きだからパソコンスキルかなぁ・・・
春川
残念ながらそれだけで企業が雇いたいという考えにはなりません
吉良
自分が〇〇の仕事に就きたいと思ったときに、客観的に見て可能なのか。
やはりこれは転職のプロに聞くのが一番です。
■地元にその職の需要がない
■〇〇というスキルがなければ企業に相手にされない
このようなノウハウも担当さんが持っています。(担当さんによってスキルに差もあります。)
また、あなたの職歴や資格を見て、「どんな職やどんな年収が可能か」というアドバイスももらえます。
企業に交渉
僕も含めてほとんどの人は企業に年収交渉は消極的になるでしょう。
こんな発言も過去にしたことがあります。
しかし、実際本当に低い給料になるとモチベーションが大きく下がりますし、また転職しようと考えます。
転職エージェントを利用すれば、あなたの能力を客観的に見て給料の交渉をしてくれます。
合格率が上がる
転職サイトであれば履歴書や職務経歴書、日程調整などすべて自分でしなければいけません。
しかし、転職エージェントの場合はあなたが書いた履歴書もチェックしてくれ、改善ポイントやアドバイスをくれます。
なぜなら転職エージェントは、あなたが採用されれば企業から紹介料がもらえるからです。
転職エージェントは報酬をもらうために、利用者の合格率を少しでも上げようと努力します。
その結果、転職サイトよりも転職エージェントの方が合格率は上がります。
在職中でも濃い転職活動
転職エージェントは在職中でも登録できます。
むしろ、在職中だからこそ転職エージェントを活用すべきだとも思います。
在職中に転職活動をすると、求人票を見てもかなりのボリュームの中から自分に合う求人を選ばなければいけません。
しかし、転職エージェンの場合は自分が仕事をしている間にも「自分に合った求人票」を厳選して教えてくれます。
これはかなり効率よくなりました。
また、企業スカウトという制度もあり、匿名のあなたの職歴に興味をもった企業が「面接に来ませんか?」とスカウトもきます。
転職するなら結局どっちがいいの?
おすすめは転職エージェントです。
転職サイトは求人数が多くて手軽という長所はありますが、数多く面接受けてもすべて落ちては凹みます。
それに、自分に合っていない転職先につけばまた転職が待っています。
転職エージェントはプロの担当さんがマンツーマンでサポートしてくれるので、転職を失敗するリスクや不採用になるリスクが減ります。
また、自分に合った仕事や企業の裏事情なども気軽に質問できるので活用すべきです。
登録しても「やっぱり転職はやめます」ということもできるので、転職成功実績No1のリクルートだけでも登録しておきましょう。
まとめ
この記事では転職サイトと転職エージェントの違いについてお話しました。
大きな違いはマンツーマンでのサポートがあるか、最初から最後まで自分でするかという違いです。
転職サイトももちろん便利ですが、転職を成功したいのであれば転職エージェントをおすすめします。
やはり転職のプロが自分にサポートしてくれるというのはかなり心強いです。