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現役オペレーターが明かすCAD未経験なのに採用された理由

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CAD







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現在CADオペレーター歴5年以上の僕ですが、入社時はCADを一度も使ったことがない人間でした。

そんな僕が「なぜ未経験なのに採用されたか」という理由と採用されるために必要なことをお話します。

 

 

CADの知識ゼロの未経験者

初心者

冒頭やタイトルでも分かるように、面接時の僕はCADのスキルが全くゼロでした。
それどころかこの記事を見ているあなたが思っている以上にド素人でした。

 

 

パソコンは高校でしか使っていない

一応商業系の高校を卒業しているので、学校ではエクセルやワードを使っています。
タイピングなどは学校で少しは身に付きましたが、当時24才だった僕は家ではパソコンを全く使わない人間でした。

もちろんスキルも知識も全くなく、壁にもいっぱいブチ当たるぐらいでした。

 

 

基本操作がとにかく分からない

採用されて最初の1カ月はパソコン用語が全く意味不明でした。

 

「マクロ?」「マイドキュメント?」「JPEG?」

それどころか、

 

「やばい・・・文字入力をひらがなにできなぃ・・・。

 

なんてこともありました。

新しいフォルダを作ることもできない質問だらけの僕でも、今ではサイト作りをできるほどスキルがついています。

ただあるとき気になって、「なぜ自分が採用されたか」というのを先輩に聞きました。

 

 

入社後に分かった採用基準

採用

先輩が教えてくれた採用奇人は実にシンプルです。

「まじめそうで素直な人であれば採用」

 

当時は疑ったのに今では納得してます

吉良

 

 

年齢、経験は不問

僕は採用されたときの年齢は24才でしたが、聞いた話によると30代や40代でもよかったとのことです。

CADと言ったら専門スキルを持つ人が条件のイメージもありますが、求人票の通り経験は不問でした。

さらに言うと、

「むしろ仕事はできすぎない方が良い」とのことでした。

最初からスキルが高すぎたら先輩が教える気をなくすタイプの人間だったようで、僕のような何もできない人は欠点にならなかったようです。

 

 

先輩との相性

面接時に上司が僕を判断する一番のポイントは
「先輩と相性がいいか」
という点です。

 

僕に指導を担当する方は決まっていたのですが、その方はいろんな人と人間関係を壊すことで有名でした。

特に「自分勝手な人」や「話を聞かない人」、「サボる人」には徹底的に冷たくする人です。

 

なので面接時は「まじめで素直な人間か」というのを重要視されていました。

 

 

CAD未経験を募集した理由

未経験

いくら先輩との合性を優先すると言われても、それだけじゃ納得できないですよね?
これは僕が実際にCAD業務に就いてから分かったことをお伝えします。

 

 

上司&先輩がCAD未経験

僕の場合は先輩も上司もみんな「CAD未経験者」から始めた人でした。

それでよく成り立つのがすごいですよね

春川

CAD経験者といっても必ず即戦力とは限らないので、未経験でも案外そんなに差が出ないものです。

吉良

 

 

AutoCADのスキルは役に立たない

CADと言えばAutoCADが有名ですが、僕はAutoCADを全く使えません。

AP100という板金専門のCADを使い、このソフトは立体図が見れて未経験者でも分かりやすいものでした。

 

AP100-3

 

コマンドの配置やできる機能はAutoCADとだいぶ違い、もし学校で授業を受けていても最初から使い方を学ばなければいけない状態です。

なので、CAD経験者である必要性はそこまでないものでした。

 

 

CADより重要なノウハウ

CADの使い方は3カ月も働けばそれなりにできるようになります。

そして、業務において重要なのはCADの操作よりも現場のノウハウでした。

 

僕の場合は曲げ工程や溶接、組み立てなど様々な工程を考えた上でのCAD業務を行わなければいけない立場でしたが、これが正解がないんです。

 

現場のノウハウというのは日々更新され、5年もすれば全く別物になります。

なので、学校で学んだことよりも会社で毎日学ぶことの方が何十倍も重要なんです。

ノウハウは働いてから学ぶことなので、面接時は経験とかそこまで重要ではありませんでした。

 

 

CAD未経験者に求めるもの

求める

僕が面接で人事担当になったらどうするか。
現役オペレーターの立場で考えてみました。

 

 

まじめで素直

僕が重要視されたように、まじめさや素直さは重要です。

例えば
「面接に遅刻」や「ちゃんと話を最後まで聞いていない」なんて人は不採用です。

 

素直な人と毎回言い返すような人とでは覚えるスピードも圧倒的に違います。

なので、まじめで素直というのは重要です。

 

 

向上心

会社では今正しい知識でも、3年すれば古い知識となることも多いです。

同僚や上司から信頼をもらい、仕事を続けていくには向上心が必要不可欠です。

「今できること」「今学べること」をすぐにやるように意識しましょう。

 

 

協調性

仕事ってやっぱり一人ではできません。

先輩に教えられ、ミスしたら誰かにカバーをしてもらい、助け合いが必要です。
CADは一人でするイメージが強いかもしれませんが、最低限の協調性は必要です。

面接では協調性を試されることもあるので、「嫌な仕事は絶対しない」などと思わせるような発言は避けましょう。

 

 

CADの経験は?

これはあなたの就く会社によって違います。
すぐに戦力としてほしい会社は経験者必須です。

しかし、僕の会社ではそこまで経験者にこだわりがありません。
みんな未経験者だから、同じように最初から教育するというイメージです。

ただし補足すると言えば「CAD経験者はCADを覚えるスピードが倍以上早い」と実感します。

僕も初めて3DCADを使ってみたときはかなり覚えが早かったですし、経験者は「あのコマンドないかな?」みたいにイメージします。

なので、経験者優遇というのはどうしても発生します。

それでも僕は未経験者からかなりのスキルを持つようになったので、

「今未経験だけどCADに興味がある」という方は積極的に挑戦してみましょう。

 

 

まとめ

この記事ではCAD未経験なのに採用された理由についてお話しました。

採用される条件は「まじめで素直」であれば正直採用されていました。

応募者が殺到する会社じゃなかったというのもあるのですが、会社によっては経験不問のところも本当にあります。

 

あなたが受けたい会社が本当に経験不要かどうかは実際に働いている人に聞くと分かります。

ただ、身近に聞く相手がいない場合は転職エージェントに登録して聞いてみましょう。

転職エージェントの担当さんは企業の人事とも面識があることが多いので、「なぜ未経験OKなのか」という理由も教えてくれました。

なので、興味のある方は一度登録して聞いてみしょう。

 

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