地元の転職エージェントと愛媛で面談。大手との違いは?
転職エージェントを活用すると面談があります。
この面談は企業との通常の面談とは違い、さらには転職エージェントの種類によっても内容が違いました。
僕の場合は愛媛で転職活動をしましたが、きっと役に立つ方がいると思うので経験から思ったことをお伝えします。
登録したエージェントは大手リクルートやDUDA、マイナビや地元特化の四国アビリティセンターなど複数です。
一つ一つ説明すると分かりにくくなるので、この記事では「大手」か「地元」のような表記で記載していきます。
転職エージェントの面談ってなに?
転職エージェントとの面談は、転職者(あなた)とエージェントの理解を深めるための面談です。
登録するときに転職理由や職歴をある程度入力することも多いです。
しかし、入力だけでは転職者がどんな職が適正かという判断がつきません。
「給料に不満がある」という方や「転勤が絶対に嫌」など、直接マンツーマンで話をすることで分かります。
また、書類の提出だけでは信頼関係も気付けないので、面談はエージェントの担当者と転職者の関係を近づける目的もあります。
地元と大手の面談方法の違い
地元の転職エージェントと大手のエージェントで面談方法にも違いがありました。
全ての転職エージェントではないのですが、僕の場合の実例をお話します。
地元特化型は直接面談
地元に特化した転職エージェントではエージェントのオフィスで直接会って面談でした。
この記事を見ている方が愛媛であればイメージしやすいのですが、四国アビリティセンターは高島屋のすぐ近くで駐車場もあります。
中に入ってみると個室の面談スペースが用意されていたので、周りの誰かに見られるという心配もありませんでした。
大手は電話のみ
大手の転職エージェントでは電話が多いです。
マンツーマンによるサポートといっても、一人のエージェントは複数の転職者を担当しています。
それに、リクルートであれば営業所が愛媛にないので広島の担当さんが僕につきました。
お互い会いに行くのは面倒ですし、他の大手のエージェントでも電話でした。
面談の服装
電話の場合は服装とか関係ありません。
地元の転職エージェントで直接面談するときは会社の作業着で面談しました。
え・・・スーツじゃなくていいんですか?
春川
実際の担当者とも話しましたが、本番の企業の面談じゃないから何でも言われました。
吉良
登録時に僕が在職中というのも伝えており、仕事の帰りに作業着のまま面談に行きました。
スーツであれば企業の面接本番の練習になるというメリットもあるのですが、僕がお話したエージェントの担当さんは「むしろスーツじゃない方が本音をお話しやすいと思います」と気を遣ってくれました。
時間は僕の場合18時頃でしたが、20時など遅くまで対応していくれるところもあります。
地元と大手の面談内容の違い
続いて面談内容ですが、こちらは転職エージェントや担当さんによって違います。
しかし、大体似たような内容だったことや、地元独自のメリットもあったのでお伝えします。
聞かれる内容はほぼ同じ
どのエージェントも最初に聞かれる内容は似たようなものです。
- 今までの職歴確認
- 持っている資格や得意なこと
- 退職理由(過去すべての会社)
- 希望職種
- 次の仕事先で譲れないもの
- いつ頃転職したいか
- 他の転職活動
上記のような内容は最初に大体聞かれます。
ほぼ質問責めされて面談って感じですが、自分の言いたいことは伝えました。
いくつか面談して思ったのですが、企業との面談とは違うといっても以下のポイントは抑えておいた方がいいです。
- 会社を辞める理由ははっきりしておく
- 辞める理由は少々ネガティブでも本当のことを言う
- 次の転職先で譲れないものは伝える
- 自分の長所をある程度考えておく
個人的には電話よりも直接会う方が伝えやすかったです。
僕の場合は「自分の得意分野をどう伝えよう」かと悩んだ末、「エクセルでこんなものを作れます」という資料を持っていきました。
地元特化型の面談は奥が深い
県外の担当さんはやはり言葉が薄いです。
と言ってもらったときはめちゃくちゃうれしかったのですが、今思えば広島基準にしていないかとも思っています。
一方、地元特化型のエージェントでは「こういう仕事であれば給料は上がりやすいし、未経験でもOKです」とか、「松山の相場では・・・」なんてことも言われました。
さらに驚いたのは「ハローワークと転職エージェントの違い」や「アイワークは若年層の就職といっても実際には〇〇才」と断言されました。
僕が30才と伝えたときは「転職者の中では若いです。ただし・・・」と細かく説明していただきました。
面談後の対応
先ほどまでの内容だと、地元特化型の転職エージェントの方がいいように見えます。
しかし、やはりどちらもメリットがあるので面談後の違いもお話します。
紹介される求人数の違い
大手の転職エージェントは、自分に合いそうな求人票を一気に大量に送られてきました。
中には企業からのスカウトという案件もあり、正直「自分は転職できる」と希望を持った記憶があります。
一方、地元特化型の場合は次の日に送られてきた内容は2件だけで、どちらも僕の希望にはありませんでした。
紹介される求人はすべて断ってもOKです。
ハローワークのも載っていない非公開の求人が多く、転職エージェントによって扱っている企業も違います。
「地元型」と「大手」の求人企業を見てもやはり中身も案件数も全く違いました。
担当の違い
転職エージェントによって違いがあるかもしれませんが、担当者のサポートにも違いがありました。
大手のエージェントでは面談した担当さんがそのまま求人案内もサポートしてくれました。
一方、地元特化型のエージェントではそれぞれ担当さんが違っていて、僕的にはそれがやりにくかったです。
- 面談の担当 → Aさん
- 書類の担当 → Bさん
- 求人案内の担当 → Cさん
この方がエージェントが効率がいいのは分かるのですが、できれば面談した人と求人案内する人は一緒にしてほしいと思いました。
※今後改善されるかもしれませんし、すべての地元型エージェントを意味するわけではありません。
大手と地元、結局どっちがいい?
ここまでお伝えして結局どっちがいいのか。
結論は両方です。
転職エージェントは無料ですし、担当さんに「他の転職エージェントを利用している」と伝えてもイメージは下がりません。
複数登録して活動していると伝えるのは転職に対する本気度を証明できるので、特にマイナスにはなりません。
最初にリクルートがおすすめ
個人的には最初にリクルートに登録するのがおすすめです。
取り扱っている案件数が多いというのも理由ですが、最初におすすめするのは履歴書などが作りやすいからです。
リクルートではキャリアシートや職務経歴書がスマホのアプリからでも作ることができ、手順通りに入力すればきれいに仕上がります。
DUDAでも同じようにできますが、僕はリクルートの方が書式が好みでした。
地元特化型のエージェントなど小さいところはアプリなどがないことが多いです。
大手で作成した職務経歴書あ使うことで、手軽にきれいな書類を提出できます。
地元特化型で相談を
地元特化型の強みはやはり相談に強いことです。
相手も地元に住んでいるので、企業の口コミや詳細も知っていたりします。
エージェントはノルマがあると聞いたのにハローワークの説明をされたのは驚きましたが、ハローワークと転職エージェントの使い分けのことや手続きのことも詳しいです。
たまにびっくりするような企業も求人にありますし、是非利用することをおすすめします。
その他のエージェントは?
転職エージェントには「総合型」や「特化型」というように種類が存在します。
今回は地元型という僕の言い方をしましたが、本来ならばIT専門の特化型などが存在します。
業種の専門型の場合はその業種に特化しているため、実際の面接対策や専門職の案件数など強みがあります。
もし「この業種に行きたい」という希望があれば業種特化型を活用しましょう。
また、同じ総合型でも取り扱っている企業が違っていたり、担当さんのスキルの違いもあります。
なので、最低でも3社は登録をおすすめします。
まとめ
この記事では地元の転職エージェント大手との違いについてお話しました。
地元の特化型の転職エージェントは県内の事情や転職活動も詳しいので相談内容が深いです。
一方、大手の場合は案件数が多いのが強みです。
転職エージェントはハローワークにない非公開求人が多いので、転職したいという考えがあれば登録しておきましょう。
- 大手の面談では電話が多い
- 大手は求人数が多い
- 地元の場合は相談内容が深い
- 転職エージェントは複数登録がおすすめ
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