コロナだから分かる!社長は社員をどれくらい大切にしてる?
新型コロナウイルスは毎日報道されていますが、社長の考え方は会社によって大きく違います。
そこで今回は『社長が社員のことを本当に大切にしているか』を判断できるポイントをまとめました。
社長にとってコロナは関心が深い
新型コロナウイルスのニュースは社長にとってかなり関心が高いものです。
なぜなら社員に一人でも感染者がでると2週間以上の営業停止や工場停止という事態になります。
そして、納期の遅れで取引先に影響を与えてしまいますし、自社からコロナウイルスがでたという情報はすぐに洩れます。
結果会社としては存続の危機になりかねないほどダメージを負いますので、社長にとってコロナウイルスはかなり関心が深いものです。
社長が大事なのは社員?それとも会社?
問題なのは社長にとって大切にしているものは何なのか。きれいな言葉を使うとよく
などとも言われますが、本当に社員のことを考えているなら発言も行動も違ってきます。
社長が本当に社員を思っているのかを知ることは、『定年まで働きたい会社か』見極める判断ポイントともなります。
吉良
社長が社員を大事にしてるか分かるポイント
では、実際に社長が社員を本当に社員を大事にしているか。
以下に判断するポイントを紹介しますのでチェックしましょう。
コロナに感染したあとの情報
社長が会社のことしか考えていないのであれば、気になっているのは「感染するか」「感染しないか」のみ。
社員が感染したあとの管理のことなど興味がありません。
一方、本当に社員のことを心配しているのであれば感染した後の以下のことなども社内で情報共有します。
- 感染後どこで入院・治療するのか
- 自宅療養であればどのように過ごすのか
- 家族にも感染しないための対策
- どのような治療が効果がでていると報道されているか
体調不良で会社を休む基準
よく会社では「コロナの可能性があるなら休みなさい」程度は言いますが、具体的にどうなったら休みのか。
だめな社長は責任を逃れようとするために会社として具体的な基準を作りません。
一方、社員のために真剣に考えているのなら、「37.5度以上の熱がでたら休み」「味が分からないなど症状がでたら休み」などと社内で具体的な休む基準のルールを作ります。
会議や朝礼を減らす
万が一社内の誰かコロナウイルスをもっていた場合、人が密集する会議などは行ってはいけません。
なので、ここは社長や役員が指示を減らして人が集まる機会を減らすべきです。
お客さん用にアルコール
会社には外部からお客さんがきます。
中には県外から来る人もいますし、公共機関を使ってコロナウイルスをもっている可能性もあります。
そこで少しでも感染を防ぐよう、玄関に「アルコール」や「除菌」できるものを用意することが必要です。
社長が本気でコロナ対策をしているのであれば、お客さんにも堂々とアルコールの協力をお願いするはずです。
外出の範囲の指定
仕事のあとや休日は社員がどこにいくか分かりません。
テレビや国が自粛を言うだけでなく、ここは社長が直接言う必要があります。
例えば大型スーパーはいいのかや、パン屋やカフェ、ファーストフードなど。
ストレスのたまりつつある社員のために「持ち帰りの外食」はOKかなど、具体的に指示をしているかがポイントです。
まとめ
この記事ではコロナ対策として社長が社員を大切にしているかのポイントについてお話しました。
社員を大切にしているかのポイント
- コロナに感染したあとの情報
- 体調不良で休む基準
- 会議や朝礼を減らす
- お客さん用にアルコール
- 外出の範囲の指定
トラブルのとき、会社が危険なときにこそ社長が社員をどう思っているのかが明確にでます。
定年まで長く続ける会社であれば、やはり「社員を大切に思ってくれる社長」の元で働きたいですよね?
会社のことしか考えないような会社であれば、例え今回の状況を乗り越えたとしても、必ず内部で人間関係が壊れます。
自分の会社がコロナで収入が落ちても長く働きたい会社か、自分の目で確かめて判断していきましょう。