公表効果ってなに?メリットと具体例を紹介!
心理学の言葉で『公表効果』という言葉があります。
ほんのちいさな行動をするだけなのですが、目標達成するのに大きな効果をもたらすものなので、今回は公表効果の意味やメリット、具体例についてお伝えします。
【公表効果で得られること】
目標達成の確率やモチベーションUPにつながり、人生を充実したものへと変えれる
公表効果とは?
ポジティブな発言をしたらポジティブな成果を得て、ネガティブな発言をしたら悲しい結果になるという。まさに発言が現実になるのを『公表効果』といいます。
この言葉は心理学でも用いられ、書籍などでも紹介されています。
公表効果のメリット
目標達成への効果
公表効果には大きく3つのメリットがあります。そして、まず一つ目が目標達成に近づくということ。
人は怠惰で楽をしたいという心理をもつので、勉強やスキルアップをしたいと思っても続きません。
しかし、
などと発言すると「口だけと言われたくない」という心理が働き、日々努力をするようになります。
そして、その結果目標達成への確率が大きく上昇します。
周りから信頼を得る
何も言わずに目標を達成するよりも、人に言って達成する方がメリットが大きいものです。
たとえば先ほどのように資格を取るといった公表をすることで、実際に合格した時の周りの評価は大きく上昇します。
また、普段勉強用の本を持ち歩いたり5分読んでいるだけでも「あの人は本当に頑張っている」などと思われます。
人脈が広がる
目標などを公表して頑張っていると、その姿は不思議と周りに広がります。
すると、同じ目標を持った人は自然と近づき仲良くなりますし、家族もいつしか応援して協力してくれるようになります。
頑張っている人は応援されやすいものです。家庭では時間を作ってもらったり、職場では情報をくれたりなど、周りの人も少しずつ力になってくれます。
吉良
公表効果の具体例
公表効果を活用するにはどのようなことをすればいいのか。
具体的にどのようなことが有効なのかを紹介します。
直したい習慣へ
まずは自分が直したいと思う習慣への活用です。
例えば以下のような事例です。
- 禁煙したい
- 休みの日に遅くまで寝るのを直したい
- 愚痴ばかり言うのをやめる
- 座っている姿勢を正しくしたい
公表することで心が折れそうになったときに家族がフォローしてくれたり、自分が無意識にしている行動を周りが指摘してくれます。
吉良
長期間継続しないといけないこと
2日や3日ならだれでもできますが、半年など長期間の目標だとモチベーション維持が難しいです。
なので、資格取得や免許取得、スキルの習得など長期で頑張らないといけないことをするときは公表効果を利用しましょう。
仕事を変える
仕事辞めたいと思っていても、不安が強くて人はなかなか動けません。
しかし、数年後など年をとって辞めるぐらいならすぐに辞めた方が次の職が見つかります。
なので、家族など周りの人を味方につけましょう。
公表効果を利用すると、ただ辞めたいというのではなく
などということで家族も応援してくれます。
まとめ
この記事では公表効果の意味やメリット、具体例についてお話しました。
公表効果
- 発言が現実になる
- 目標達成への効果
- 周りから信頼を得る
- 人脈が広がる
- 直したい習慣へ活用
目標を立てるなら、やはり達成できる確率を上げたいですよね?
それに、達成をしたときに周りから評価をもらえるなら、もちろんもらえた方が良いものです。
なので、公表効果を利用し、自らの目標達成へ活用しましょう。