先輩を尊敬できないのはなぜ?悪いこと?
仕事をするうえで先輩を尊敬できないと悩む方は多いです。
自分より経験が多く、知識やスキルも上なのにどうしても尊敬することができない状況。
つい自分を悪く思ってしまうのですが、それは本当に悪いことでしょうか。
今回は先輩を尊敬できない理由やそこからどうするべきかについてお伝えしていきます。
【先輩について】
先輩だからといって全て正しいわけではない。尊敬できなくてもOK
先輩を尊敬できない理由
まずはじめに、なぜ先輩を尊敬することができないのか。
中にはいつも怒られて腹の立つ場合もありますが、プライベートや仕事以外ではむしろ気が合うのに尊敬できない人もいます。
スキルや知識が自分より高いのに、どうしても自分が先輩を受け入れることができない原因は以下の3つです。
考え方が合わない
原因として一番強いのが『考え方が合わない』ということ。
同じ仕事をしていても、やはり手順や段取り、作業方法など人によって考え方は違います。
一度や二度ぐらいではいいのですが、毎日のように自分の考えと先輩の考えが違うのようであれば、それ少しずつですがストレスになってしまいます。
先輩の指示に納得がいかない
先ほどの考えと近いのですが、先輩の指示に納得がいかないということを経験することはないでしょうか。
自分なりに考えがあって仕事をしていても、先輩から指示があれば反論しにくいものです。
気軽に意見を言って話が通ればいいのですが、基本的に先輩の指示には従うのが普通のため、先輩の指示に納得いかないと思うことが増えれば不満が溜まります。
自分を認めていない
先輩を尊敬するには、逆に先輩もある程度自分のことを認めてくれているという感覚がないと難しいものです。
例えば難しい仕事や責任のある仕事を自分に渡したり、普段の同僚との会話でもどの程度自分のことを認めているかは分かります。
先輩が明らかに自分のことを下に見すぎていると、自尊心が失うために尊敬しにくい状況に陥ります。
吉良
先輩を尊敬しないといけない?
では、そういった先輩をそもそも尊敬する必要があるのか。
ネットでも普段の会話でも聞くことがあるのですが、こうした悩みは優しい方や責任感の強い人などに多く見られます。
尊敬しないのは悪いことではない
結論を言うと、無理に尊敬する必要はありません。
たしかに先輩はあなたよりもスキルや知識は高いかもしれませんが、すべてが正しいわけではありません。
判断が間違っている人もいる
間違った先輩の指示に従い続ければせっかくのあなたの素質をつぶされてしまいます。
なので、無理に先輩を尊敬して口を閉ざすよりも、適度に先輩の権威を守りながらも意見を言わなければいけません。
場合によってはあなたの判断の方が優れていることもあるため、先輩だからといって必ず自分より正しいと思い込まないようにしましょう。
先輩の良い点を取り入れる
どんな先輩にも良いところと悪いところが存在します。
仕事において、『先輩の良いところのマネをするのは成長するための近道』となります。
なので、良い点と悪い点をそれぞれ5つずつ考えてみましょう。
悪いところを5つ考える
悪い点の例は以下のようになります。
- 判断の間違えが多い
- 自分で仕事を持ちすぎ
- 気分の上下が激しい
- 机が汚い
良いところを5つ考える
良い点の例は以下のようになります。
- 判断が速い
- 責任感が強い
- 集中しているときの能力がすごい
- メモを取らなくても記憶している
まとめ
この記事では尊敬できない先輩についてお話しました。
尊敬できない先輩【決して悪いことではない】
- 考え方が合わない
- 先輩の指示に不満がある
- 自分を認めていない
- 先輩にも間違っている人はいる
- 良い点だけを自分に取り入れる
仕事をするうえで先輩の行動や言葉に不満を持つことは多いと思います。
人としては嫌いでなくても、やはり仕事上では意見の対立も発生します。
なので、無理に尊敬するのではなく、良いと思うところだけ自分に取り入れていきましょう。