障害者雇用の面接でよくある失敗例
就職活動を行う際、長く働き続けるためにも自身の障害を開示して働く障害者雇用。
私は就職活動の支援を行っていますが、障害者雇用で不採用になる方を多く見てきました。
そこでこの記事では、障害者雇用の失敗例を元に、面接対策をお伝えします。
なぜ障害者雇用でも不採用になる?
障害者雇用といっても面接を甘くみてはいけません。
書類審査で落ちることも多くありますし、面接に臨んでも5連続で不採用になることだってあります。
よくある失敗例としては以下のものが挙げられます。
- ほとんどの人が採用されると思っている
- 面接対策を行っていない
- 支援員に任せている
- 熱意が感じられていない
- 選ぶ求人の選定が良くない
私が支援を行ってきた方でも、最初の1社目で採用となった方はほぼいません。
一般枠でも障害者枠でも、複数人応募する中で採用はたった一人ということは少なくありませんので、他の応募者と差をつける必要があります。
障害者雇用で失敗しないための面接対策
「障害者枠の面接でよく聞かれる質問と回答例」の記事でも紹介しましたが、面接で聞かれる質問には同じようなものが多くあります。
例えば「配慮事項」「業務内容」、実習をしているのであれば「実習の感想」など。また、意外と聞かれることが多いのが「障害はいつ頃発症したのですか?」という質問。
私の経験談で言うとかなりの高確率で質問されているため、必ず対策する必要があります。
障害者雇用の面接当日の流れ
障害者雇用であれば、就労移行支援や相談員、就業生活支援センターなどサポートを受けていることが多いと思います。
代わりにフォローしてくれるのはとても心強いと思いますが、一方事前に打ち合わせをしていないと思わぬミスに繋がります。
実際にあった失敗例は以下の通りです。
- 面接場所を間違えている
- 時間を間違えている
- 服装(靴など)を間違えている
- 企業に提出する書類が揃っていない
- 挨拶を支援員のみが行っている
- 面接内容をほとんど支援員が言ってしまっている
基本的なことと思っていても、かなり多くの失敗例を見てきました。
また、支援員がいるからと面接の回答を任せてしまうと、本人では何もできないと悪い印象になってしまいます。
支援員はあくまでサポートなので、基本的には応募者本人が回答しなければいけません。
まとめ
この記事では障害者雇用でよくある失敗例と面接の対策についてお話しました。
面接の際は緊張することも多いと思いますが、ホームページからの企業見学や模擬面接、事前準備などすることで不採用になるリスクを減らせます。
ライバルよりもご自身を選んでもらうためにも、できる限り対策していきましょう。
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