転職する夢をよく見るのはなぜ?これから転職した方がいい?
今日も「転職する夢を見た」と思うと、何だか一日落ちつかないという経験はないでしょうか。
仕事を変えることが決して悪いことではないとは思うものの、今転職するのは少し悩むものですよね。
今回の記事では夢を見る理由や統計、転職する夢や今後どうするべきかについてお話します。
【転職する夢】
誰でも転職する夢はみるもの。ただし本当に転職するべきかは人により違う
目次
夢を見るのはなぜ?
睡眠は体は休んでいるけど脳は活動しているレム睡眠(急速眼球運動睡眠)と、脳も休止しているノンレム睡眠(徐波睡眠)の2つが存在します。
現在の研究ではどちらの状態でも夢を見ると言われていますが、基本的にはレム睡眠中によく夢を見るとされています。
「なぜ夢を見るのか」という理由は多くの科学者が研究を重ねていますが、未だ議論は続いています。
金沢大学医薬保健学域医学類教授が「情報処理に伴ったノイズと考えるのが適当でしょう。」と言うように、過去の体験を断片的に脳が処理してくっつけていると考えられます。
夢そのものは副産物とも言われるほど重要視されていませんが、睡眠は「病気のリスク」や「体調維持」「記憶の定着」「うつ病予防」など人間には必ず必要となるものです。
吉良
睡眠不足の人が多い
アメリカで100万人以上を対象とした実験で、睡眠時間7時間程度の方が死亡リスクが一番低いと発表されています。
また、日本でも病気の発症率などから睡眠時間は7~8時間ほどが適切と話す方が多いです。
しかし厚生労働省の調査を調べてみると、日本人の睡眠時間は7時間未満の方が半数を超えています。
睡眠時間 | 件数 | 割合 |
9時間以上 | 75人 | 5.3% |
8時間以上9時間未満 | 135人 | 9.9% |
7時間以上8時間未満 | 254人 | 18.0% |
6時間以上7時間未満 | 476人 | 33.7% |
5時間以上6時間未満 | 336人 | 23.8% |
5時間未満 | 121人 | 8.6% |
未回答 | 10人 | 0.7% |
参考データ 厚生労働省 「平成30年度健康実態調査結果の報告」
転職する夢っていいの?
睡眠は必ず必要なものですが、夢そのものに関しては良いとか悪いというものではありません。
大事なのは夢を見たあとの状態であり、実際に転職する夢を見ても気にしなくていい場合と気にした方が注意が必要な場合の2つを紹介します。
転職する夢を見ても気にしなくていい場合
他の会社で働いている夢を見ても、すぐに忘れてしまっている場合は何も気にする必要はありません。
日中に同僚が転職する話を聞いたり、求人誌を見ただけでも転職する夢を見る可能性は十分あります。
特に転職する夢を1回見ただけという方はそのまま忘れてしまいましょう。
転職する夢を見て注意が必要な場合
仕事をしている途中で何度も夢を思い出す方は要注意です。
また、転職する夢を複数回見たり、何だか心にずっと引っかかっているという方は今の仕事に悩みを抱えている可能性があります。
- 会社の将来が不安
- 給料的に生活が厳しい
- 今の仕事を続けて本当にいいのだろうか
- 他の会社にチャレンジしてみたい
その日に何度も気になってしまう
仕事中や休みの日に、何度も夢の内容を思い出している方は要注意です。
製造業の場合は機械や工具でケガをする危険を伴いますし、そうでない人も普段はしないミスを発生させやすくなります。
筆者も指を機械に巻き込まれる事故を起こし、全治3か月の労災をした経験を持ちます。
なので、夢の内容を何度も思い出してしまう方は注意が必要です。
「もしも転職したら」と考えてしまう
仕事を辞めるとなると生活費や「次の仕事を見つけれるのか」など不安がどうしてもあるでしょう。
しかし、もし転職して今よりもいい会社にいけるのなら・・・と考えてしまうことはあるかもしれません。
そういった想いが強くなれば仕事に対するモチベーションは下がりますし、今後仕事を変えることも視野に入れましょう。
すぐに退職することはリスクが高い
転職を考えるにしても、すぐに辞めることはおすすめできません。
- 自分が就きたい仕事が整理できていない
- 次の会社が決まっていないから焦りが出る
- 経済的に厳しい
- 希望出ない会社に応募してしまう
上記の理由から、転職を考えてすぐに会社を辞めるよりも在職中に仕事を探すことをおすすめします。
転職したいと思ったら・・・
もし少しでも転職したいと思ったら、在職中に3つの行動をしましょう。
以下の3つを行うことで、リスクの小さな転職活動を始めることができます。
在職中に転職活動【自分が納得する会社へ】
- 自己分析する
- 転職エージェントに相談
- 複数の転職エージェントに登録
在職中に自分と向き合う
「辞めたいと思う理由」や「次の会社に求める条件」「自分の得意なこと」「好きなこと」などを自己分析します。
この手順を行うことで、仕事を探すときに方向性や探す基準が明確になるようになります。
やり方は個人で自己分析してもいいですし、一人でうまくいかないときは無料のツールも利用しましょう。
「得意なこと(過去の職歴など)」「好きなこと(普段お金を使うことなど)「苦手なこと」「嫌いなこと」を紙にそれぞれ20個程度書き出し、さらに次の会社に求める最低条件を3つ決める。
プロの転職サイトのツールを利用して、客観的に自分の強みを分析する方法。無料のツールでおすすめなのは転職サイトとして人気の高いリクナビNEXT。
転職エージェントに相談してみる
転職エージェントとは、プロのキャリアアドバイザーがマンツーマンで転職全般のサポートをしてくれるサービスです。
「職種相談」から「求人紹介」「職務経歴書の添削」「面接対策」など無料で行ってくれます。
複数登録して情報収集
一般的に、転職エージェントは最低でも3つ以上の登録をおすすめされています。
理由は2つあるのですが、一つ目はキャリアアドバイザーの担当者によってスキルや質に差があることです。
キャリアアドバイザーは自分で選べないんですか?
春川
基本的には自動で担当者がつくため、ベテランが担当につくか新人がつくかはわかりません。それに、相手は人間なので性格の相性なども存在します。
吉良
転職エージェントを複数登録する2つ目の理由は選択肢を増やすためです。
転職エージェントや転職サイトでは、そのサイトでしか取り扱っていない独占求人というものがあります。
そのため、複数の転職エージェントを利用することで、初めて見る求人を見たり自分に合う企業を見つけやすくなります。
最初に登録しておきたい転職エージェント
転職エージェントの中でも取り扱っている求人数や実績には大きく差があります。
そこで『最初に登録しておきたい転職エージェント』を3つ紹介します。
リクルートエージェント
転職エージェントの中でもNo1の成功実績をもつエージェントです。
これまで累計37万人もの成功実績をもち、営業やIT、製造、事務、外資、建築などほぼ全ての業種・地域に対応しています。
Personal Desktopというリクルートエージェント独自のツールを使うことで簡単に職務経歴書を作れますし、これまでの転職実績から膨大な会社のデータを蓄積されています。
転職を考えたら一番最初に登録しておきたいエージェントです。
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総合評価 | |
地域 | 全国 |
得意な業界 | IT,医薬,機械,電気,その他全般 |
サポートなしで情報収集するなら
転職エージェントであればキャリアアドバイザーがマンツーマンでサポートをしてくれますが、一人でじっくり情報収集していきたい方もいるでしょう。
職務経歴書や履歴書添削などのサポートはないのですが、企業の社風や細かい特徴、口コミなどを調べるのに便利なのがリクナビNEXTです。
スカウト機能で「待ちながら転職活動」をするのもいいですし、診断ツールで自身の強みを見つけることもできます。
転職を考えたときに登録だけはしておきたいサイトです。
【ここがポイント】 業界最大手の転職サイト約85%はNEXT限定求人 匿名のスカウトメールと自己診断ツールが便利! |
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総合評価 | |
地域 | 全国 |
得意な業界 | 業種にこだわらず幅広く対応 |
まとめ
この記事では夢を見る理由や統計、転職する夢や今後どうするべきかについてお話しました。
夢を見ること自体はそれほど問題ではありませんが、夢を見た後にどうしても何だか落ち着かないような感じがしたら要注意です。
頭の中で他の仕事を見てみたいという気持ちがある可能性が高いですし、集中力が落ちた状態で仕事をするとケガや事故にもつながります。
在職中なら収入が途切れることもないので、まずは自己分析と転職エージェントの活用から始めてみましょう。