うっかりミスで落ち込んでいるときにするべき対策
仕事をしていると「うっかりミス」というのはどうしても起きます。
しかし、中には人よりもミスが多く、上司や先輩から強い指摘を言われることもあるでしょう。
まじめな人や全力で仕事をしている人ほどうっかりミスというのは多いものなので、今回は対策方法についてお伝えします。
【ミスは減らせる】
落ち込んだ時こそ前を向く。
自身を責めずに対策を!
うっかりミスの対策
ミスをしたときによく発言されるのが『気をつけます』という言葉。
間違いではないのですが、やはりミスを削減しようとするのであるならば気をつけるだけではいけません。
ミスを減らす対策をしていく必要があります。
頑張るのをやめてみる
新入社員や部署異動直後、入社1年未満の方などは緊張感を強く持っています。
適度な緊張感は大切なのですが、全力過ぎる取り組みはミスを誘発します。
例えば文字の書き間違い。
『メガネ』→『メアネ』など、休日にパソコンをしていれば普通に気づく間違いでしょう。
しかし、職場で一生懸命仕事をしている人は不思議とこのようなミスに気付かないものです。
なので、一歩引いて力を抜いて作業をしてみましょう。
優先順位を決める
以下のような事例は多くないでしょうか。
- 問い合わせの回答がこない
- 途中で急ぎの仕事が入った
- 作業中に上司から指示が入った
- 複数の仕事をこなさなくてはいけない
本心は一つずつ完了していきたいものですが、業務上難しいことはよくあります。
同時に多くの仕事をもってしまった場合は「納期」や「誰からの指示」「先にしておかないといけないか」など全体を把握し、優先順位を必ずつけましょう。
後回しにした仕事などはメモや付箋で残しておくことで「うっかり忘れ」の防止にもつながります。
同時に多くの処理をしようとしない
人間はパソコンと違って多くのことを同時に処理することはできません。
例えば100枚の書類のチェックを言われたとしても、「ハンコ漏れ」「納期確認」「材質確認」「注文品と内作品の選別」「新規とリピート品の仕分け」などを一度に全て行うことはできません。
なので、そういう場合はハンコ漏れと納期だけを100枚確認し、そのあと材質だけを100枚確認するというように処理する内容を絞りしょう。
これは二度手間のように思うかもしれませんが、案外ミスの防止と同時に効率よく仕事を進めることができます。
整理整頓をきっちりする
基本に見えて本当に重要なのが整理整頓です。
これは本人のミスの削減だけでなく、周りからも
といった誤解を生むことになります。
机の上や作業スペースに置くものはなるべく『今やる作業』のみ置くようにし、来週作業するものなどは端の方に納期順に置くといったように整理しましょう。
ミスした原因はその都度考える
ミスが連発すると頭がパニックになることもあるでしょう。
「気をつけたはずなのに」「すぐに処理をしなければいけない」などといった様々な思考が頭をめぐります。
しかし、そんなミスした時こそ必ず『なぜミスをしたのか』という原因を追究しましょう。
気を付けるではなくミスをしにくい手順へ
ミスを減らすには手順を変えるのが有効です。今まで自分が当たり前だと思っていた手順をあえて変更してみてはどうでしょうか。
人のやり方のマネをするのも自身のスキルアップとして重要
まとめ
この記事ではうっかりミスの対策についてお話しました。
うっかりミスの対策
- 頑張るのをやめてみる
- 優先順の決定
- 同時に複数の処理をしない
- 整理整頓
- 原因発見と手順変更
人間なのでうっかりミスをゼロにするのは難しいでしょう。
しかし、ある程度減らせることは可能です。
ミスが減ると周りからの評価や信頼も上がりますし、自身の余裕も生まれます。
今は仕事がうまくいかないかもしれませんが、前を向いて手順変更をいろいろ試してみましょう。