【バーナム効果】普通の言葉でも相手を行動させれる？

誰にでも使えるような言葉でも、まるで自分への特別な言葉のように感じさせるバーナム効果。

占いや仕事、セールスなどでも多く使われる心理なので、今回はバーナム効果の意味と活用例を紹介していきます。

 

 

 

バーナム効果とは？

バーナム効果の意味は、以下のように述べられています。

バーナム効果（バーナムこうか、英: Barnum effect）とは、星座占いなど個人の性格を診断するかのような準備行動が伴うことで、誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分、もしくは自分が属する特定の特徴をもつ集団だけに当てはまる性格だと捉えてしまう心理学の現象。

引用元：ウィキペリア

 

 

占いで良く例えられる

バーナム効果といえば占いを例としてよく例えられます。

 

 

バーナム効果は仕事で使える？

実はバーナム効果は後輩の指導や教育にも強力です。

普段誰にでも使えそうな言葉でも、ちょっとした工夫で相手を信じ込ませることができます。

 

 

新人への活用例

仕事のミスが増えて落ち込んでいる新人に、あえて簡単ですぐできる仕事を多く渡します。

特にスキルや経験も不要の仕事内容であれば、当然早く仕事が終わります。

そんな直後に

などと簡単な言葉を言っただけで、

「自分のことをよく見てくれている。しかも評価までしてくれている」

と自信をもち、さらに仕事に対する意欲を高めます。

 

 

 

セールスでは日常茶飯事

「このアンケートに答えた方だけにプレゼント」などと呼び込みを行いますが、これもバーナム効果をうまく使っています。

アンケートをした結果から商品を選択して紹介されることで、まるで「自分にぴったりの商品」と錯覚させる効果があります。

これがアンケートもなくいきなり「あなたにこのスマホがおすすめです」なんて言われても興味を持てないので、ほんの少しのアクションで興味を強く引くことができます。

 

 

バーナム効果で行動の連鎖

「この商品は30代で男性人気NO.1」と紹介されることで、まるで自分にぴったりだと思わされます。

そしてある程度の確率で人は購入し、次は

「利用者数10万人」
「お客様満足度99%」

などと広告を出します。

これにより人はさらに興味をもち、他の会社の商品と対して効果に差がなくても魅力的だと思います。

 

まとめ

この記事ではバーナム効果の意味や活用例についてお話しました。

毎日プロのセールスマンや占いを目にしますが、プロはやはりいろんな技術を応用してきます。

ただ単純に「この商品はあなたにぴったり」などと言われるよりも、アンケートなどほんの一つアクションを取っただけで「自分だけに言われた言葉」のように受け取ります。

当然商品の購入率も上がりますし、お客さんの興味も強く得られます。

また、仕事やプライベートなどでもよく使われますので、普段の生活でもバーナム効果が使われているか意識してみましょう。
 

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