ギャップ・アプローチとは?具体例と共に解説!
会社員やビジネス書を読んでいるとギャップ・アプローチという言葉がでます。言葉だけでも何となく意味が想像できる方もいるかもしれませんが、どのような使い方をするかって気にまりますよね?
会社員であれば「問題」や「課題」に日々取り組むことがあると思いますが、その際にとても役に立つ考え方です。
そこでこの記事ではギャップ・アプローチの意味や使い方、具体例を紹介します。
日々の業務にも応用できますので、是非この記事を読んで参考にしていきましょう。
ギャップ・アプローチの意味
「土日も関係なく働いている」という現実と、「週末ぐらいゆっくり休みたい」という理想。このように現実と理想とではギャップがありますよね?その問題に焦点を当て、ギャップをなくして現状を理想に近づける問題解決をギャップ・アプローチと言います。
ギャップ・アプローチの使い方
ギャップ・アプローチは基本的に以下の4つの手順を踏んでギャップを解決していきます。
- 問題解決
- 原因を見つける
- 対策を考える
- 実行する
この中でも大切な所ってありますか?
見習い
どれも大切ですが、②の原因を正確に見つけることが特に重要です。本当の原因が見つかっていない状態であれば、せっかく対策を行っても効果が思い通りにいかなくなってしまいます
吉良先生
ギャップ・アプローチの具体例
ギャップ・アプローチについて解説しているサイトは多いのですが、具体的な例を紹介しているサイトはあまり見かけませんでした。
そこで当サイトでは分かりやすいように表にしました。
①問題(理想) | ②原因 | ③対策 | ④実行 |
コストが高い(価格を〇〇円) | 材料の無駄遣い | 捨てていた材料も使用 | 材料の管理表の作成と運用 |
納品まで時間がかかる(納期まで〇日) | 各部署の並び替えに時間がかっている | 次の工程を考慮した置き方 | 手順の周知・徹底 |
日常で時間がない(自分の余暇の時間が欲しい) | 何となくで一日が終わっている | TODOリスト、優先順位決め | 就寝前に作成し、毎朝確認 |
寝れない(日中眠気がない) | 仕事のミスばかり考えている | 良かったことを寝る前に考える | ポジティブ3行日記 |
生活費が苦しい(毎月貯金) | 予算でオーバーしている | 一つ一つの予算の見直し | 年間の予算作成 |
まとめ
この記事ではギャップ・アプローチの意味や使い方、具体例についてお話しました。
会社員では改善を考えることが日々の業務ですが、つい現実だけに目を向けてしまいます。
そこで一度を想像し、理想と現実のギャップを埋めるための原因や対策を考えることで進むべき方向性が見えてきます。
これはプライベートにも応用できますので、是非実践に活用していきましょう。