字が汚いのは損?能力が高いのに社会人で誤解されること
仕事ができるのに字が汚い。能力は同僚よりも断然高いのに信用されない。
こんな人は世の中には数多くいます。
この記事では文字が汚いというだけで偏見や誤解で損をしていることをお伝えします。
字の汚さ=能力は偏見です。
しかし、多くの方が損をしているのは事実です。
この記事では文字をきれいに書くコツなどは紹介していないので、きれいに書くコツを知りたい方は【即効性】文字をきれいにするコツを紹介の記事を参考にしましょう。
字が汚い人は仕事ができない?
字が汚い人は頭の回転早い人が多い言われています。
林修先生がテレビで発言した「勉強のできる子ほどノートが汚い」は多くの反響を呼びました。
ただ、一般的には「めちゃくちゃ仕事が早い人は字がめちゃくちゃ汚い」という印象をもちます。
字は直接的に人の能力を示すものではない
世の中には「字が汚いけど天才」という方がいれば「やっぱり字もきれいで知識もプロ」という方もいます。
つまり、字がきれいだから能力が高いということではありません。
しかし、一般の人のイメージでは
- 何か信用できない
- 文字もちゃんと書けないの?
- とりあえず丁寧に書いて
- マナーができていない
こんなことを思われることが多いです。
字が汚い人はプライベートでも仕事でも結構損をしていることが多いです。
プライベートで損すること
まずはプライベートを見ていきましょう。
プライベートでは友達や子供、異性など普段関わりの深い人からも印象が変わってしまいます。
頼りない&信用できないと思われる
よくあるのが「この人には任せれない」なんて思われれること。
これってかなり偏見ではあるのですが、自分より字が汚い人を見ると人間は
「いつも急いでるから間違えそう」
「約束事をいい加減にされそう」
こんなイメージを持たれます。
特に大事な書類を書く場合はペンも持たせてくれないことも多いです。
子供から威厳がなくなる
自分が子供のときって親は自分より字がきれいと思っている人が多いです。
自分の名前を書いてくれ、ときには勉強を教えてくれたり見本となるきれいな字を見ると憧れたり尊敬をします。
ですが、年齢が高くなって「自分の方が親よりも字がきれい」って思う瞬間ってかなりイメージが変わります。
別に字が自分の方がきれいだから知識が多いというわけでもないのに、不思議と親に対する尊敬が薄くなったりします。
異性からの印象がダウン
普段美人で清潔感溢れる女性がめちゃくちゃ字が汚いときってショックを受ける男性が多いです。
それだけで嫌いになるなんてことはないとしても、やはり「この人字がきれい」という場合と「小学生よりも字が下手」と思う時の違いは大きいものです。
伝えたいことが伝わらない
今ではメールやラインが主流となっていますが、奥さんや旦那さんに家で書置きすることってたまにあります。
そんなとき
この一言でも、きれいな字で書いている場合は優しい奥さんなんて思うのに、殴り書きのように字がくしゃくしゃだとなんだか腹が立ったりします。
書いている本人は悪気どころかちゃんとご飯を準備してくれてるのに、相手に伝わることって全然イメージが変わるんです。
仕事で損すること
仕事の面でもかなり違ってきます。
事務員ってパソコンのイメージがあるかもしれませんが、実は事務員や設計部門の方って字を書く頻度がかなり多いです。
そして、頻度が少ない業種でも字を書く機会は必ずあります。
取引相手から悪い印象を受ける
営業マンや管理職の方、事務員の方などは取引先の相手の名前を書くこともあるでしょう。
そんなとき、自分の名前を雑に書かれていると取引先に思われるとかなりのイメージダウンです。
事務員の方の意見も聞きましたが、
「一般レベルの字は書いてほしい」とよく愚痴を聞きました。
ミスが多いと思われる
字が汚い人は基本的に仕事が早い人が多いです。
しかし、早いといってもミスが多いと言われたらそうでもありません。
結論を言うと「仕事が早いうえにミスも少ないし頭の回転が速い」なんて理想の人材なのに、会社での評価って案外低いものです。
もちろん文字だけで判断されるわけではないのですが、製造業なんかでも
「字が汚い人=ミスが多い」という偏見は多いのを見てきました。
同僚からも文句や悪口
設計部門や生産管理のような方が字が汚いときって工場内の方からかなりの批判を浴びます。
例えば僕が24歳ぐらいの新人の頃なんかは
- 頭いい部署なんだからもう少しきれいに書いてや
- これじゃ読めんやろ
- 分かりやすく書いて
こんなストレートの言葉も結構聞きました。
特に何かが間違ってるわけでもなく普通に文句を言ってくるので、このときは内心イラっともきてしまいました。
年収にも影響?
字のきれいさだけで年収に影響が起きることはまずないでしょう。
評価基準に「文字のきれいさ」なんて項目なんか見たことはないですし、普通にありえないです。
しかし、
- 字が汚い
- ミスが多い
- 仕事ができない
- 信用ができない
このように間接的な連鎖で結果的に評価に影響することはあり得ます。
履歴書で落ちる
こちらは人事の方にも直接聞きました。
履歴書や職務経歴書を見ているといろんな人を見る。ある程度の字が汚いのは許せるけど、なかには「これはさすがに無理」と文字の汚さだけで落としたことがある。
やはり文字を見てやる気は誠実さを判断する材料にはなる30代男性の言葉より
このように、文字だけでその人が「不真面目」なんて判断されることもあります。
現在ではビジネス文書扱いとして認識される職務経歴書はパソコンでの作成が主流です。履歴書もパソコンでも手書きでも採用に直接影響することはないと言われているので、字が苦手な方はパソコンで作成しましょう
社会人はやっぱり字がきれいな方が得?
ここまで話を見たうえで、やはり字はきれいな方が得というのが答えになります。
僕もいろんな人を見てはマネもしてきたのですが、
会社から高い評価を受ける人ってスピードが早いより効率の良いやり方をする人です。
そして、字がきれいな人の方が不思議と効率の評価が高い人や知的と思われることが多いです。
なので、今までスピード重視だった方や文字をそこまで気にしていなかった方は少しでもきれいに書くことをおすすめします。
さいごに
この記事では字が汚いことで損することについてお話しました。
僕も字の汚さからかなりの損をしてきました。
ただの偏見で先輩からきつい言葉を言われましたし、逆に字がきれいになったら評価が上がるという経験もしました。
字がきれいで悪い印象を持たれることはまずないので、字をきれいに書くように練習してみましょう。
文字がきれいor汚い【能力が高くても損をする】
- プライベートでも頼りないと思われる
- 子供に威厳がなくなる
- 伝えたいこともうまく伝わらない
- ミスが多いと思われる
- 履歴書にも影響
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