ケガでつらい精神状態から立ち直るためにしたこと
ケガをしたときにどうしても精神的に落ち込みました。
ですが、いくら考えてもケガの事実は変わらなく、つらいだけなので受け入れるようにしました。
そこで、実際に自分が立ち直るために行った方法を紹介します。
【ケガをしたとき】
つらくても現状はすぐには変わらない。いっそのこと前を向ける方が楽になる
長期のケガはめちゃくちゃつらい
僕の場合は左手の人差し指、先端を5ミリほど失いました。
ほんの一瞬の仕事での事故でしたが、機械に指を巻き込まれ、すぐに救急車です。
病院からは
と言われました。
骨まで少し失っているので、痛み以上にこれからの人生を考えてつらいものでした。
ケガで周りが優しいのも最初だけ
ケガをした当日や、最初の一週間は同僚もみんな優しいです。
しかし、慣れてくるとみんな心配するようなことはなくなり、「できる仕事はやる」という姿勢でどんどん仕事を渡されるようになりました。
力仕事などはさすがに気を遣ってもらいましたが、僕が普段パソコン業務だったため、あっという間にいつも通りの対応に戻りました。
パソコン仕事としても、左手が使えないというのはかなりストレスであり、仕事のスピードや毎日の痛みで集中力も落ちました
吉良
ケガのつらさから立ち直るために
一度だけ思いっきり落ち込んでみる
ケガをしてしばらくの間はかなり落ち込みました。
走馬灯のようにケガをした瞬間を毎日思い出しますし、夢にも何度もでてきます。
ただこのまま引きずっても現状がよくなるわけではないので、立ち直るためにわざと「一回だけどん底まで自分を落ち込ませました。」
できることとできないことを考えてみる
現状を受け止めるために、まずはケガでできないことを考えました。
- 重い荷物を運ぶ
- 洗い物など水を使うこと
- 両手を使う仕事
- 現場作業
できないことを考えた後は、逆に今の状況でもできることを考えました。
- お客さんとの電話での問い合わせ
- 片手でパソコン作業
- 家族の話を聞く
- 車の運転
できることはとにかく大量に考えていくことで、「意外とできることはある」という発想になりました。
吉良
片手で効率の良い方法を探す
パソコン作業はどうしてもスピードが落ちましたが、逆にそれをきっかけにもっと効率の良い方法を探すことをできました。
右手しか使えないということは、「入力する文字数を減らすことはできないか」「机の上を最小限のものしか置いとかないようにする」「無駄な作業を極力減らす」「もっと便利なコマンドはないのか」など。
今まで当たり前にしていた作業ができなくなったことで、手順なども大幅に見直すことができました。
回復したことを周りに広める
どんなに前を向こうとしても、やはりケガをした手を見ると落ち込みます。
なので、病院へ行く度に妻や子供に「前よりも手が再生した!」「痛みが減った」などと、回復したことをポジティブに伝えるようにしました。
周りも気分をよくしますし、自分自身が前に進んでいる感覚になってすっきりします。
家族に頼る
つらいときは人を頼ると案外楽になります。
左手をケガをしたことで食器洗いなどは一切できませんし、ペットボトルを開けたり袋を閉めることさえなかなかできません。
一人で無理に頑張るよりも、割り切ってできないことは妻に頼る方が精神的に良かったです。
マーサージをする
頼るばかりだとやはり罪悪感のようなものがありました。
最初の一週間はとにかく助けてもらっていましたが、そのあとは片手だけで妻の方をマッサージなども積極的にしました。
自分がつらいときに、「人の役に立つ」と感じることができるのはポジティブな気持ちになれます
吉良
ケガをしてよかったと考える
何度も心が折れそうになった時、「ケガをしたからこんな経験をできた」と思うように意識をしました。
例えば以下のような小さなことでもポジティブに考えてきました。
- 病院の場所や近道を覚えれた
- 労災の手順を知ることができた
- 家族の優しさを改めて体感
- 休んだことでDVDをゆっくり見れた
体を動かすこともできずに家で安静にしていた時に、録画してたまっていた番組を見たり子供に勉強を教えたりなど、時間をゆっくり使ってみたりもしました。
まとめ
この記事ではケガでつらいときに立ち直るためにした方法についてお話しました。
ケガをした時って正直かなり精神的にやられます。
ただ、今回紹介した方法で試行錯誤した結果、自分のケガを受け入れて前を向けうようになりました。
もしこの記事を読んでいるあなたもケガをしているのであれば、「ケガをしたからこそ違った見方ができる」と考えてみてはいかがでしょうか。
人生に無駄な時間はないと僕は思うので、少しでもプラスになるように意識してみましょう。