単語登録で時間短縮するコツと活用例
単語登録をするとパソコンの入力作業を大きく時間短縮できます。
単語登録とは以下の画像のように「あr」で「ありがとうございます。」などと入力されるものです。
単語登録の手順については以下の記事に記載しています。
ただ、何を登録すればいいのかを最初から自分で考えるとなかなか思い浮かばないものですよね?
僕は毎日仕事とプライベートでパソコンを4台使用しているので、この記事では単語登録のコツと実際に登録している活用例を紹介していきます。
単語登録のコツ
文字数は最小限にする
一つ目のコツは入力する文字数を削減することです。
例えばよくあるのが「おせ」で「お世話になります。」という登録。
「おs」と登録することで、1文字分ですが短くなります。
文字は大文字と小文字も区別されるため、ふだん大文字入力の方は大文字で登録しましょう。
ルール決めをする
単語登録を100個など登録していると、何を登録していたか忘れてしまうことがよくあります。
全然使わないものは削除していますが、単語登録にルール決めをすることで忘れにくくなります。
例えばリンク先では「@」を入力するなど、イメージしやすい文字を最初か最後に加えると便利です。
使う頻度の高いものを優先する
僕は業務上「▲」の記号をよく使うので「s」の1文字で表示できるようにしています。
しかし、人の名前も便利なので「s」で「佐藤さん」にしたい人もいるでしょう。
このように同じ文字で登録したい言葉が重なったときは、使う頻度が多いものを優先して登録しましょう。
自分の名前はよく使うと思うので、1文字で入力できるように最優先にすることをおすすめします。
吉良
単語登録の活用例
ここからは実際に僕が登録しているものを中心に活用例をご紹介します。
人によっては使わないものもあるかと思いますが、参考にしてアレンジしてみてください。
矢印
矢印の「→」などは非常に便利です。
よみ | 出力する単語 | 登録の意味 |
r | → | rigth |
d | ↓ | down |
l | ← | left |
うp | ↑ | up |
『f』をよく使う単語に登録
キーボードで最もよく置くポジションの「F」
これは是非活用しましょう。
右手はマウスやテンキーなどによく移動しますが、左手はホームポジションにいることが多いです。
さらに人差し指が最も押しやすいので、「f」を基準に単語登録を集中すると効率的です。
僕の場合は「HTMLやCSS」の言語で最後に「f」をつけています。
例えば「yf」と入力すると黄色の枠がでるショートコート
最後に左手がホームポジションに戻るので、次の文字を打つ動作が必然的に早くなります。
吉良
カッコ付きの数字
数字は普段半角英数字で入力すると思いますが、ひらがなで変換するとカッコつきにすると便利です。
僕の場合は以下のように登録しています。
よみ | 出力する単語 | 登録の意味 |
1 | 【1】 | 変換作業がなくなる |
2 | 【2】 | 変換作業がなくなる |
11 | 『1』 | 2回押すことで【】と区別 |
22 | 『2』 | 2回押すことで【】と区別 |
c | ( | Cに似ている |
() | () | 2回押すだけ |
()などはShiftを押さなくていいのでかなり楽です。
注文品の型式
業務上注文品などを扱う方は正式名称が必要となります。
例えば僕が記載している業務であればホシモトのアース端子という部品で型式の登録をしています。
「m6-2」 → 「L-34(M6*2P)」
↑ 業務上よく使用する型式を全て登録しておくとカタログで調べる時間を削減できます。
あまり実感がわかないかも・・・
春川
イメージを持つために見る場合は公式サイト(ホシモト)のリンクはこちらから。
ただしここで言いたいのは商品の説明ではなく、型式を登録することで時間短縮になるということです。
吉良
※時間短縮とともに型式の間違えも起きなくなります。
客先名称・人物名・自社の情報
こちらもどんどん登録していきましょう。
よみ | 出力する単語 |
tn | 田中さん |
st | 社長 |
kb | 株式会社 |
k | 自社の名称 |
kj | 自社の住所 |
名称はすぐに数が多くなります。取引先の名称はすべて最初に「t」をつける。
株式会社が最初につくものはすべて最初に「k」をつけるなどルール決めをすると大量に登録できます。
挨拶
「yr」で「よろしくお願いします。」など多くの場所で使います。
この記事の最初のgif動画では2文字の登録にしています。
- おs → お世話になります。
- yr → よろしくお願いします。
- あr → ありがとうございます。
他にも「ご確認お願いします。」や「おはようございます。」など、よく使う単語は登録しておきましょう。
リンク先
リンク先は「@」を最初や最後につけるとイメージがつきやすいです。
例えば会社のメールアドレスやホームページ、取引先のリンク先などを登録しておくと便利です。
実際には他にもまだまだ単語登録しているのですが、個人的すぎる内容が多いので記事に載せれるのはここまでにしておきます。
まとめ
この記事では単語登録のコツと活用例についてお話しました。
単語登録のコツ【積み重ねで大きな時短へ!】
- 矢印の設定
- 『f』をよく使う単語に登録
- カッコ付きの数字
- 注文品の型式
- 客先・人物・自社の情報
- 挨拶
- リンク先
パソコン業務を毎日こなしている人でも単語登録をしていない人は多いです。
会社で同僚に教えると驚かれることも多いので、是非自分流の単語登録を作っていきましょう!
いろいろ試してみて、自分に合う単語登録をしてみましょう。
こちらの仕事術も参考に↓↓