【書評&実践】「相手を操る心理術辞典」は子供のやる気もUPさせる!
今回は『相手を操る心理術辞典』の書評をしてきます。
仕事や人間関係、さらには子供に対してもやる気をUPさせれてよかったので、具体的に紹介します。
相手が何を考えているのか分からないし、いつも自分の言動で相手がイライラしている気がします・・・
春川
それなら「相手を操る心理術辞典」の本がぴったりです。心理テクニックを元に、多くのシチュエーションから実践に使える知識が詰まっています。
吉良
どんなことを学べる本か是非聞きたいです
春川
「相手を操る心理術辞典」の概要
本書では人間関係や仕事、感情のコントールなど項目ごとに役立つテクニックを紹介されています。
300個も載せられている方法で、一つ一つは短く解説され、心理学用語なども載っています。
やはり心理学を使ったアドバイスというのは説得力があり、普段のちょっとした言動の違いで人間関係が良くなることが分かります。
こんな人にオススメ!
「相手を操る心理術辞典」の本は以下のどれか一つでも当てはまる方に是非おすすめです!
- 子供のやる気を上げさせたい
- 苦手な上司がいる
- 相手に良い印象を与えたい
- 感情をコントロールしたい
「相手を操る心理術辞典」から学んだこと
その中でも特に印象残ったことを3つ紹介します。
イエスバット法
相手の意見に反論するとき、最初に反対意見を言うと反発されやすくなります。
上司から部下にいうときや、先輩から後輩に指導をするときなど、まずは相手のやり方に賛成をしてから指摘することで素直に聞いてくれやすくなります。
安心させてから依頼する
優柔不断な人に有効な方法ですが、先に相手を安心させることで決断力を上昇することができます。
例えば初めての仕事や重要な仕事では強い不安で慎重になる人も多いですよね?
そんなとき、
などと言われると部下は全力で応えようとします。
自己開示
まだ仲が良くない人と親密になるのであれば、まずは自分のことを話すことが近道です。
また、これはまだあって間もない人だけでなく、自分の子供にも自己開示をすることで強い共感を生むことができます。
「相手を操る心理術辞典」を実践!
本は得た知識は実践することで自分のモノになります。
そこで今回学んだことを活かして実際に行動したことを紹介します。
子供のやることをまず褒める
本書では仕事で使うことを前提に書いているイメージはあったのですが、実際には子供との関係性を良くするために応用することもできます。
例えばイエスバット法では、子供のやる気をだすときに有効です。
僕の子供(小学低学年)であれば、工作やお絵かきが好きなのですが、普段それを褒めた後に「勉強も今からしようね」などと促すと素直に聞いてくれます。
悩んでいたら一言添える
仕事の後輩や自分の子供もそうなのですが、初めてすることってかなり不安になります。
「もしミスしたら」「自分には無理なんじゃないのか」などと考え、できればやめたいなどという心理も働きます。
そんなとき、「もし失敗してもやり直しできる時間はあるから大丈夫」などとフォローをすることで、積極的に挑戦するようになりました。
自分の失敗談を話す
自分の子供を見ていると、「こんなの難しい・・・」「できない」などという弱音をよく聞きます。
しかし、そんなときこそ
などと自分の失敗を話すことで、強い共感を得ることができました。
また、自分の失敗やそこから学んだこと、できるようになった話などをすることで、子供もやる気をだして取り組んでくれるようになります。
著書の基本情報
「相手を操る心理術辞典」の基本情報を紹介します。
【おすすめ度】
【書籍名】相手を操る心理術辞典
【著書名】西島秀穂
【出版社】SOGOHOREI
【ページ数】186P
目次で本の全体像をチェック
『第1章』相手の本音を見破る心理術
『第2章』苦手な相手を操る心理術
『第3章』相手を思いのまま操る心理術
『第4章』自分の印象を良くする心理術
『第5章』感情をコントロールする理術
各章の中に具体的な内容が区切られていて、内容を詳しく解説されています。
吉良
まとめ
この記事では相手を操る心理術辞典の書評と学べること、さらには実践についてお話しました。
本書では心理学用語が数多く紹介されて、分かりやすく説明もされています。
主に会社員や人間関係に悩んでいる人向けの本ではあるのですが、僕のように子供のやる気をだすことに使えたり、こんなことに役立つと感じることは人により違います。
読んでいるとちょっとした工夫で好印象を与える裏技のようなものも多くあったので、是非読んでみましょう。今回紹介した書籍↓↓