自分の短所が分からない。見つけ方と面接での答え方
面接で聞かれたときに困る自分の短所。いざ答えようと思うと何を言えばいいか悩みますよね?
そこでこの記事では自分の短所の探し方と面接での答え方についてお伝えします。
【自分の短所】
面接官は短所を克服する努力を見る。
短所をうまく長所に変える!
本題に入る前に、前回の記事の復習をしておきます。
- 客観的に見る力を試す
- 克服するための努力をしているか
- 自社に適しているか
自分短所の見つけ方
まずは自分の短所の見つけ方からお話します。
履歴書や商務経歴書など自己PRは普段から考えることが多いと思いますが、やはり短所となると戸惑うものです。
しかし、実は自分の長所が分かると短所も自然と見えるものです。
長所と短所は同じところ
例えば自分の長所が
であれば、逆に短所が
というようになります。
長所が思い浮かべば、同じところを反対の意味として考えることで短所を見つけれるようになります。
長所 | 短所 |
行動が早い | せっかち。計画性がない |
分析が得意 | 直感で動くのが苦手 |
人と話すのが好き | 長時間何も話せないのが苦痛 |
一つのことを最後までやり遂げる | 頑固 |
ミスが少ない | 心配性 |
物事を2択に分けてみる
長所とまではいかなくても、自分の考えたかを2択にすることで自分の特徴を見つけることができます。
例えば以下の事例があります。
■最後まで計画を立ててから行動する
■自分の意見を通したい
■リスクをよく考えてから行動する
■メモを取るから確実にこなせる
どれも長所ととることも短所ととることも可能です。
行動力が高い人は「せっかち」「無計画」ともとることができ、逆に確実にこなせる人は「慎重すぎる」というように短所にもなります。
自己診断テストで2択などをよく見かけますが、案外自分を見直すきっかけになります。
吉良
面談時の短所の答え方
面談時の答え方のポイントを4つお伝えします。
それは、以下の通りです。
- 結論を最初に言う
- エピソードを入れる
- 克服する対策を言う
- 複数用意する
これらについて一つずつ説明していきます。
結論を最初に言う
上記のように結論を最初に言いましょう。
ダメな例としては
このように前置きが長くなってしまうと面接官は「何が言いたいのか」というストレスを抱えるようになります。
結論を先に伝えるという手法はビジネスパーソンやプレゼンなどでも鉄則なので、必ず行うようにしましょう。
エピソードを入れる
「自分は〇〇が短所だと思っています。」
よりも
「私の短所は慎重すぎることです。ミスを減らすことに集中しすぎることで、前職の同期の社員と比べても作業時間が遅くなってしまいました。」
この方が説得力のある言葉になります。
エピソードといってもなるべく短い文章にまとめましょう。面接官も時間に追われていることが多いので、長いエピソードは途中で打ち切られます。
克服する対策を言う
一番重要なのが対策する努力を伝えることです。
例えば先ほどのように慎重すぎるのが短所であれば
このように捕捉することで自分の短所を克服する努力を伝えることができます。
複数用意
過去の面談で一番困ったのが
と複数求められたことです。
面接官にとって意図した答えでない場合や、あえて複数質問するというケースが稀にあります。
やはりそのときすぐに答えれるか答えれなくなるかで印象は変わりますので、自分の短所は複数用意しておきましょう。
まとめ
この記事ではに自分の短所が分からないときの見つけ方と面接での答え方ついてお話しました。
自分の短所がうまく見つからないときは、長所を考えることでスムーズに見つかったりするものです。
また、面接対策として「結論から言う」だけでもかなり印象が変わります。
面接での短所【悩んだときは長所を考えてみる!】
- 長所と短所は同じところ
- 物事を2択に分けてみる
- 前置きよりも結論から
- 「思う」よりもエピソードを入れる
- 克服する対策を言う
- 回答は複数用意
欠点の話だけで採用が決まることはありません。
しかし、ライバルとの評価が僅差の場合はこんな細かいところでも差がでます。
当日の焦りは印象を落とすので、面接前に短所の答えを考えておきましょう。