【外出禁止?】カリギュラ効果はコロナでも悪影響?
コロナの対策で「外出自粛」や「飲食店もだめ」などと言われますが、むしろ逆効果になっていると感じたことはありませんか?
人の心理にはカリギュラ効果というものがあり、それが経済時も起きています。
そこで今回はカリギュラ効果の意味とコロナでの具体例を紹介していきます。
【人の心理】
禁止やだめと言われるとむしろ欲求が深まってしまう。正論だけを言っていると逆効果になる
カリギュラ効果ってなに?
人は「見るな」「行くな」「禁止」などと言われると、逆にむしろそれをしたいという欲求が深まってしまいます。
これを心理学ではカリギュラ効果と呼ばれています。
よく例に出されるのがダイエットや禁煙、セールスです。
カリギュラ効果の例
今日から1カ月食事制限をすると決める。すると異常に甘いものが欲しくなり、「明日から取り組もう」と思ってつい食べてしまう
たばこをやめようと決断。でもつい吸いたくなり、吸わないと思えば思うほどイライラしてやっぱり吸ってしまう
1000円の服が一般会員の方は1着だけ限定で半額とセール。一般会員だけという限定が反発し、プレミアム会員になってもっと得したいと思わせる
コロナで起きたカリギュラ効果
現在世界的にコロナの対策が行われていますが、カリギュラ効果は恐ろしく影響を与えています。
パチンコ屋に人が殺到
不要不急という言葉を政治家がよく発言し、パチンコ屋などは自粛を言われています。
そして、営業している店舗は実名を公表すると言われていました。
その結果、公表された営業店舗には多くの客が殺到するということになりました。
ほとんどのお店が閉まっていると、逆に空いている店舗があると分かった瞬間に欲求が深まります。カリギュラ効果によって強い心理となり、人は自分で抑えれなくなります
吉良
マックがV字回復
大手マクドナルドも業績が良くなったというのは聞きました。
今までは飲み物などを少量だけ買って長時間長居していたのが、今ではドライブスルーが主流で多くの品が売れるようになっています。
これもカリギュラ効果が影響していると考えられます。
ゴールデンウィーク後の動き
ゴールデンウィークの間は「ステイホーム」と言われていたので、多くの人は自宅で過ごしていました。
ですが、多くの人がゴールデンウィークの間を目標にじっとしていたので、逆にゴールデンウィーク後には人が外で多く見かけるようになりました。
また、あまり知られていないかもしれませんがこれは製造現場でも影響を見られます。
ゴールデンウィーク前まで受注が停滞していたのに、ゴールデンウィークが終わった瞬間に短納期でどんどん仕事が入っています。
企業も自分の会社の売り上げを伸ばすために必死なのかもしれませんよね
春川
きれいごとを言っていてもお金は減りますし、国の補助も限界があります。
会社の役員や上層部は数字をかなり気にしているため、我慢するのもゴールデンウィークまでが限界だったようです
吉良
まとめ
この記事ではカリギュラ効果とコロナの影響ついてお話しました。
政治家などはつい「外出自粛」と正論ばかり言いますが、人間心理は難しく逆効果になってしまっています。
人のストレスは目に見えず、日に日に強くなっています。
なのでカリギュラ効果なども考えて言い方を工夫しないと思わぬ方向に進むかもしれません。
現在はコロナで自分の生活もいつおかしくなるか分からないため、じっと自宅でゆっくりするのも危険だと感じます以下の記事もおすすめです。