【後編】キャリアプランなんてないから人生設計を立ててみた
自分のことを事例にして人生設計を立てました。
最初はキャリアプランなんて思い浮かばないと思って方向転換したのですが、不思議とキャリアプランもできあがりました。
現在方向性に悩んでいる人は、マニュアル的な記事を見てもイメージが沸かないと思います。
僕の実例が一人でも多くの人の参考になればと思うので、自分のプランをお伝えします。
人生設計のポイント
いろんなサイトで独自の理論が繰り広げられてますが、僕の場合は以下のポイントを押さえました。
優先順位を決める
前回の記事の【前編】キャリアプランなんてないから人生設計を立ててみたを読んだ方はご存知かもしれませんが、僕の場合は以下の3つを欲しい目標にしています。
- マイホーム
- 新車
- 家族旅行
目標の期限を決める
人生設計では一般には老後や人生の終わりまで設計をするのが主流です。
しかし、僕の場合はそんなことしてもすぐに方向転換してしまうので、10年を目安に設計しました。
- 10年後・・・マイホーム
- 5年後・・・家族旅行(北海道)
- 3年後・・・新車
もちろん他にも欲しいものはいっぱいありますが、金額の高いもので目標を立てるのは大切です。
しかし、この目標を達成するには必要なことが存在します。
人生設計プランに必要なこと
貯金を増やす
欲しいものや夢を手に入れるには貯金が必要です。
現在の貯金をすべて使えば旅行なんていけますが、子供の将来や今後必要となるお金を考えるとある程度の貯金は必要です。
年収UP
貯金を殖やすなら年収UPが必要です。
節約という方法もありますが、節約は限界がありますし、今以上節約すると家族のストレスを増やします。
年収UPを考えるなら『今の会社で収入を増やす』か『副業』か『転職』です。
ただ副業は現実的には厳しいです。
会社がOKをだしても体への負担が大きすぎます。
妻との共働きは現在もしていますが、もっと収入が必要です。
現状把握
選択肢として今の会社で収入を増やすか転職するか。
僕の現状は以下の通りです。
- 年収300万円未満
- 勤務6年
- 主任
- 会社は3期連続赤字&借金まみれ
6年働いて年収300万円を超えない今の会社では、3年後の収入UPは期待できません。
ちなみに会社の人間関係や仕事内容にもストレスを抱えているので、今の会社に残る理由の方が少ないです。
転職を決断
転職を決断と言っても、まだすぐに会社を辞めたりはしません。
やはり家庭がある以上は収入がゼロになるのは厳しいので、在職中に仕事を探すことにしました。
1年目のプラン
人生設計の中でも1年や半年に目標を定めると具体的に決めれます。
そこで期間を区切って人生設計をしました。
1ヶ月以内
まず最初に自己分析と転職活動です。
自分がどんなことが向いているのか。どんな仕事をしたいのか。
また、年収UPを考えるなら自分のスキルを活かすか給料が高くなりやすい職につくことが必要です。
そうは言ってもいきなりそんなスキルはもっていません。
なので、無料で転職のプロがサポートしてくれる転職エージェントに登録しました。
企業がエージェントに報酬を支払っているので、僕たち転職者は無料で使えます。
転職サイトと大きく違うのはマンツーマンでサポートを受けることで、自分にあった求人を紹介してもらえます。
この記事を書いている現在は複数の転職エージェントを利用したあとで、本当に登録してよかったっと思っています。
3ヶ月以内
目標としては企業に面接です。
できれば内定をもらいたいのですが、怖いのは焦って転職して失敗することです。
ここは複数の転職エージェントを利用して、自分が求める職を探さなければいけません。
仕事を探し始めたときの僕はWebデザイナーかプログラマーになりたかったのですが、僕の経歴や愛媛の需要、スキルなどを考えるとなかなか難しいようです。
未経験OKの企業に絞られ、さらには僕が転勤不可という条件をだしているのでかなり数が減ります。
逆に僕が転職&収入UPにつながりそうなのは製造系か設計、もしくは半分営業のエンジニアです。
複数のエージェントとお話することでなんとか自分の強みを見つけることに成功しています。(人生設計を立てたときとは目標を多少変更しています。)
半年以内
半年以内の目標は転職です。
僕の会社の就業規則を見ると2週間以内に申請すれば退職はできます。
ただ、会社を辞める人たちを見ていると有給消化をしてからみんな辞めています。
つまり、20日間以上有給が残っている僕は業務の引継ぎなども考えると2カ月前には会社を辞める報告が必要です。
なので半年以内に転職であれば実質4カ月以内に内定です。
1年以内
人生設計をクリアするにはとにかく収入UPが必要です。しかし、転職後の一年目は覚えることは多いし評価もなかなかされません。
なので、転職後は基礎知識やコミュニケーション作りなどを徹底的にすることが必要です。
2年目からはキャリアプランが有効
人生設計をしていたら意外とキャリアプランの方が重要と気付きました。
先ほどの内容と少し被ることもありますが、年収を上げるなら会社で高い評価を受けなければいけません。
基礎知識を徹底的につける
例えば製造でオペレーターとして業務を行うのであれば、基礎知識が必要です。
機械の使い方や現場のノウハウ、次の工程との連携。
人間関係なども一年目にある程度作るのを目標にします。
戦力として実践を積み重ねる
転職して2年目になると、もう仕事にはだいぶ慣れたころです。
基本を学んだあとはとにかく実践して信頼を得なければいけません。
地道な作業ですが、結果を積み重ねることが年収UPの近道です。
資格の取得
資格取得もアピールポイントです。
企業によっては資格があるだけで年収UPするところもありますし、「この専門スキルがある」という証明にもなります。
2年目には最低でも1つは資格をとります。
指導する立場になる
3年目になると後輩もできてくる頃でしょう。
教えてもらいながら仕事をしていたのが、指導する側になると会社からの評価が変わります。
3年目のキャリアプランとして、少数でも指導ができる程度の人材になることを目標にします。
すべては自分の人生設計を達成するためのプランですが、案外キャリアプランができてしまいました。
正確には
「資格をとるために」のような具体的なプランが必要ですが、おおまかな目標ができるとやる気が起きます。
まとめ
この記事では「キャリアプランなんてないから人生設計」の後編をお話しました。
後日変更したり追記するかもしれませんが、こうしてみるとやっぱり目標や人生設計をするのって大事だと思います。
やってみるとモチベーションもあがるので、是非一度やってみてください。
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