キャリアアップを目指すには・・・
一日8時間、同じ時間を勤務していても給料は大きく違います。
今の社会では「まじめ」や「勤務年数」だけでキャリアアップはできません。
では、一体何をすべきなのか。
この記事ではキャリアアップを目指すためにするべきことをお伝えします。
【絶対に心において欲しいこと】
『夢』は自分の行動でつかむ。
『信じる』自分はできる人材である
キャリアアップとは?
キャリアップは大きく4つの意味に分けられます。
年収300万円 → 年収600万円
一般社員 → 部長。取締役員
無名の小さなお店 → 大手メーカーへ
プログラマー → プロジェクトマネージャー
これらは人によって目指すものが違います。
そして、キャリアアップするには以下の4つが重要となります。
- 目標を立てる
- スキルを上げる
- 方法を知る
- 計画を立てる
これらについて一つずつお伝えします。
【目標】目指すキャリアアップ
あなたにとって10年後はどうなりたいでしょうか?
これは非常に大切なことであり、キャリアップをしたあとに手に入る自分の姿をイメージしましょう、
年収UP・・・我慢しなくいい私生活
高い地位・・・自慢の夫。社会で自分の価値を認められる
大企業へ・・・安定した収入。
職種・・・やりがい。充実感
これらはほんの一部の例です。自分がキャリアップしてどうなりたいかを明確にすることが大切です。
吉良
【スキル】市場価値を上げる
高い年収や高い地位を手に入れるには、スキルを上げて企業から評価を受ける必要があります。
そして、スキルには「テクニカルスキル」と「ポータブルスキル」の2つがあります。
テクニカルスキルを上げる
テクニカルスキルとは特定の分野でのみ必要とされる専門スキルや技術となります。
具体的にいうと以下のようなものがあります。
- 日商簿記2級取得
- 溶接実務歴5年
- TOEIC800点
- プログラマー
- Web知識
資格や経験年数など数字として表せるものが多く、職務経歴書などでアピールしやすいものです。
テクニカルスキルがある場合は転職の際も「即戦力」として優遇され、高めることで社内でもリーダーや係長へと出世が早くなります。
ポータブルスキルを上げる
ポータブルスキルの場合は持ち運びできるスキルと言われ、業種を問わずさまざまな場面で活用できるスキルです。
具体的にいうと以下のようなものがあります。
- コミュニケーション能力
- 管理能力
- 協調性
- 判断力
- 分析力
最近ではテクニカルスキル以上に注目を浴び、専門的な技術よりも重要視される企業も多いです。ポータブルスキルは数字として分かりにくいものですが、高めることで管理職の中でも部長、取締役といった上位の職に昇進しやすくなります。
両方のスキルも重要そうな気もするけど・・・企業が欲しがるスキルってどっちとかありますか?
春川
企業や人事の方によって答えは違うけど、傾向はあります。
吉良
プログラマーや設計、技術士といった専門職の場合はテクニカルスキルを重要視されます。その場合は過去の職歴か、保持している資格でアピールすると好印象を受けます。対してポータブルスキルを求められやすいのは営業など人との関わりが多い職種、もしくは勉強して将来性を求めている企業です。
【方法】キャリアアップの道は2つ
年収UP、高い地位などを実現するには「今の会社で出世する」という道と「転職してキャリアップ」の2つに分かれます。
どちらもメリットとデメリットが存在するため、どちらを目指すか決めなければいけません。
今の会社で出世
出世と言えば、やはり今の会社で業績を上げて上に上がるというイメージが強いでしょう。
今の会社で出世を目指すメリットは以下のことが言えます。
- 今持っている知識を活かせる
- 人間関係など最初から構築しなくて済む
- 仕事を探さなくていいから楽
- 転職回数が少なくてすむ
逆にデメリットと言えば以下のものがあります。
- 会社自体が赤字の場合は収入は増えない
- 社長の身内で経営している会社であれば出世は限界がある
- 部署異動を申請してもやりたい仕事に就きにくい
- 一度自分の評価が下がった場合は上がりにくい
- 不向きな仕事の場合努力がなかなか報われない
メリットとしては今ある知識や勤務年数がそのまま武器になることです。ただ、今のあなたの会社が経営ぎりぎりであれば年収が上がるのは少しです。
そして、現実的なことを言いますが向いていない仕事の場合は本当に努力が空回りすることが多いです。
転職してキャリアアップ
転職の場合もメリットとデメリットが存在するため、両方の面を理解したうえで判断することが必要です。
メリットは以下のことがあります。
- 新しい知識、人脈を広げれる
- 今の人事評価が低くてもチャンスがある
- 業績の良い会社へ転職
- 自分が求めている職を探せる
逆にデメリットと言えば以下のものがあります。
- 転職失敗のリスクがある
- 資格や職歴が合わないと相手にしてくれない企業もある
- 覚えることが多い
- 未経験の職だと過去の職歴が活かしにくい
僕の体験談を話すと、組立で入社して落ちこぼれだったのに、配線の担当やCADを使うようになってから評価が逆転したこともあります。未経験の職でも意外な発見があるものでした。
【計画】キャリアプランを立てる
ここまで「目標」「スキル」「キャリアアップの方法」をお伝えしましたが、それを成し遂げるためには計画が必要です。
やはり「キャリアアップしたい」と考えているだけで実際になれるのはほんの一部の人です。
目標を達成するには「自分に何が足りないか」「いつまでになんのスキルを身につけるか」といった計画を立てる必要があります。
そして、キャリアの計画として有名なのがキャリアプランです。
参考記事↓↓
まとめ
この記事ではキャリアアップを目指す場合にするべきことをお話しました。
やはり同じ時間勤務するなら、年収は高い方がいいです。高い地位、安定した収入、やりたい職に就くなど、実現すれば人生が充実したものになります。
キャリアアップを目指す『夢』は自分の行動でつかむ
- 自分が目指す目標を決める
- スキルは大きく2種類
- 「今の会社で出世」か「転職してキャリアップ」
- 実現するためにキャリアプランを立てる
最後に、この記事の冒頭でも記載しましたが、自分はできる人材であると『信じる』ことがカギとなります。
どんな成功者も下積み期間や挫折を経験しています。今はつらいことも多いと思いますが、目標となる自分をイメージして前に進んでいきましょう。