仕事のプレッシャーが半端ないときの対処法!
「仕事を今日中にしなければいけない」「難しい仕事を一人でしなければいけない」など、日々の業務でプレッシャーを半端なく感じることってありますよね。
自分に期待されていると考えることもできますが、期待に応えようと思うとかなり無理をしてしまいます。
多くの会社員はこのような悩みに直面するでしょう。
そこでこの記事では仕事のプレッシャーが半端ないと感じた時の対処法をお伝えします。
客観的なデータや意見を見ることで、自らも冷静に見るきっかけになるかもしれません。
まずはこの記事を読んでプレッシャーの原因を分析し、今後の対処法を実践していきましょう。
仕事のプレッシャーはこころの病へ
日経BPでは約4000人を対象にこころの病についてアンケートを実施しました。
そして、こころの病を感じる人が「何が原因なのか」調査したところ、54.9%の人が「仕事のプレッシャー」と答えています。
引用元:日経BP「調査編3 こころの病の原因は「仕事のプレッシャー」と「人間関係」」
仕事のプレッシャーに悩む人って私だけじゃないんですね
見習い
会社員の多くの人が悩んでいます。そして、ほとんどの人に共通する原因もあります。
吉良先生
仕事のプレッシャーが半端ない原因
少しのストレスなら誰でもあるものですが、半端ないとまで感じるほどのプレッシャーは一体どのようなものでしょうか。
「営業のノルマ」「ミスが許されない医療の仕事」など様々ですが、業種に関係なくほとんどの人が悩むプレッシャーもあります。
以下はその中でも3つについて紹介します。
納期が厳しい
「この仕事は気が向いたらしてね」などと期限が全くない仕事ってほぼないですよね。
多くの仕事は「今日中に〇〇は終わらせるように」「〇〇の工程までは15時までに」「今日出荷だから絶対に仕上げを」というように厳しい納期が指定されています。
特に今日中にやらなければいけない仕事が山のようにあればプレッシャーが半端ないですし、そんな状態だと休日も安心して休めません。
結果、休みの日も仕事のことばかり考えて体調を崩してしまう人も多くいます。
自分の能力以上の仕事
業務量が多すぎたり、難易度が高すぎるものもプレッシャーを感じます。
上司は「他の人も同じ量の仕事をしている」「自分ならできる」などと言ってきたりしますが、人は経験年数が違いますし得意不得意も当然あります。
今のスキルでは難しい仕事の指示を受けると、断りにくいうえに強いプレッシャーを感じます。
頼れる人がいない
例え忙しかったり難しい仕事を受けても、頼れる先輩と一緒に仕事をしていれば負担はかなり小さく済みます。
しかし、仕事では一人でやらなければいけないことが多くありますし、困っても教えてくれる先輩がいない場合は半端ないほどプレッシャーを感じます。
仕事のプレッシャーへの対処法
プレッシャーが半端ないなら、今の仕事の状況を変えたいと思いますよね。
これまで多くの書籍を読んだりやベテランのアドバイスを受け、改善を繰り返してきました。
そこで実践してきた中でも有効だった対処法を3つ紹介します。
仕事の見える化
今あなたが抱えている悩み、仕事の内容を一度すべて紙に書き出してみましょう。
TODOリストとして「今後やるべき仕事をリスト化」して見えるようにすることで、実は自分が思っているほど緊急事態でない場合もあります。
コツとしてはやるべきこととどれくらい時間がかかるかを書き出すことで、優先順位とスケジュールを組めるようになります。
やるべきこと | 所要時間 |
メールの確認 | 5分 |
材料の注文 | 5分 |
次の仕事の段取り | 10分 |
会議の報告書 | 30分 |
A製品の材料準備 | 10分 |
A商品の組立 | 2時間 |
A商品のチェック | 20分 |
取引先に問い合わせ | 10分 |
やるべきことは多くあっても実は一つ一つの所要時間は少なかったり、1日あれば普通にこなせる仕事量だったりします。
やるべきことと所要時間を把握することで、どの仕事が間に合わないか早めに分析できる。できないことを具体的に上司に相談することで別の人に仕事を手伝ってもらうなど配慮をしてもらえやすくなる
ミラーリングを仕事に応用
まるで鏡を見ているかのように相手と同じ行動を取ることで親近感を抱かせることを心理学ではミラーリングと言います。
仕事をしていると「いつも落ち着いて冷静な判断をしている人」「仕事が早い人」などいますよね。
その人の行動や作業手順をとにかく観察し、真似をします。
仕事においてデキる人の真似は上達の早い人の鉄則ですし、実は真似される方も自分を模倣していることに悪い気を起こしません。
つまり、あなたにとって理想に近い人のミラーリングを行っていくとプレッシャーを軽減できます。
デキる人の真似をしていると、「前日夕方に次の日の段取りをする」「問い合わせは先手を打つ」「メリハリをつける」など新しい発見に気付く
ベンジャミン・フランクリン効果
誰かに親切にしてもらったからその人を好きになるのではなく、親切にした相手のことを好きになるという心理をベンジャミン・フランクリン効果と言います。
これは仕事のプレッシャーの対処としても有効で、上司や先輩に助けてもらいながら親近感ももたせるという二重のメリットがあります。
簡単な方法としては「報告・連絡・相談」を積極的に行うことで、「彼は自分の力を必要としているから助けてあげたい」「ここまで相談してきたんだから結果を出させてあげたい」というように親近感を得ます。
プレッシャーが強くて辞めたくなったら?
ここまでお伝えした対処法を実践しても、中には通用しない職場もあるでしょう。半端ないプレッシャーと感じる職場では上司も威圧的だったりしますし、自己中心的な人の集まりということもあります。
いきなり辞めるには収入を無くすリスクがありますので、まずはこれからお伝えする「今からできる方法」を実践してみましょう。
自己分析をする
まずは今何に対してプレッシャーを感じているのか自己分析をしてみましょう。
- 納期が厳しい
- 仕事の内容が難しい
- 業務量が多すぎる
- 人間関係が辛い
- ノルマが達成できない
一度紙に書き出し、それを10分後にもう一度見てみてみます。
あなたが書き出したプレッシャーの悩みは「今の会社で頑張れば来年は解決しそう」な問題なのか、「1年経っても解決しそうにない」と思うのか。
またはこのまま1年も耐えられないという内容なのか。
もしあなたがこのまま1年も耐えられなかったり、時間が経っても解決しそうにないのであれば他の仕事を探すことも視野に入れましょう。
情報収集をする
今の仕事を続けるにしても転職するにしても、知識はあった方が視野が広がります。
人間関係で困ったときやハローワークの求人など、解決策を見つけていきましょう。
仕事のプロへ相談する
自身で自己分析や情報収集をするのも大切ですが、やはりプロのサポートを受けると客観的に自分を知ることができます。また、仕事を探すにしても自分一人でないという感覚はとても心強いものです。
転職エージェントであれば無料で「職種相談」「非公開求人の閲覧、応募」「応募書類の添削」「面接練習」などを行えます。
在職者も歓迎されているので、まずは最低でも1社は登録しておきましょう。
どれに登録するか悩んだ場合は転職成功実績No.1のリクルートエージェントがおすすめです。
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得意な業界 | IT,医薬,機械,電気,その他全般 |
まとめ
この記事では仕事のプレッシャーが半端ないと感じた時の対処法についてお話しました。
納期や仕事の内容など、プレッシャーから体調を崩す人も多くいます。
精神的に病気になるとプライベートにも影響を及ぼすため、そうならないためにも早めに対処が必要です。
「仕事の見える化」「ミラーリング」「ベンジャミン・フランクリン効果」を実践し、それでもプレッシャーを強く感じるようであれば在職中に情報収集をしていきましょう。
自身の人生は自分で決めることができるため、いろんな視点から仕事を見ていきましょう。