履歴書の資格。業務に関する資格がない場合どうしたらいい?
「資格が一つもないときって空欄にするべきか・・・」「業務と関係ない資格ばかりだけど書くべきか」「資格がないとやっぱり受からない?」
こんな悩みを持った方は多いと思います。
そこでこの記事には履歴書で業務に関する資格がないときの疑問を解決できるように書きました。
企業が一番重要視するのは資格ではない
大手転職エージェントであるマイナビエージェントでは2016年に中途採用活動を行った企業600社を対象に「選考基準を厳しくした項目をアンケート取っています。
引用元:マイナビ「経験者採用で、選考基準を厳しくした項目は?」
こちらの資料を見ても分かるように、企業は職務経験やポテンシャル (スキル) を重視しているのに対して、資格についてはそこまで重要視していません。
しかし、そうは言っても履歴書で資格も見られるのは確かなので、ここでは具体的な注意点や疑問点についてお伝えします。
履歴書で空欄はだめ
空欄で提出はだめでも。「特に無し」とだけ書くのはOKです。
これは世間一般でも言われていることです。
ただし履歴書において空欄やほぼ記載がない状態は「意欲がない」という印象を持たれます。
嘘をつくのは良くないですが、アピールできることは書くことをおすすめします。
そうは言っても本当に資格ないならどうしたらいいんですか?
春川
勉強中の資格などを書くと好印象を与えれるよ
吉良
資格が一つもない場合
資格がなくても、勉強中の資格を書くことをおすすめします。
例えば事務関係の職に就きたいのであれば「日商簿記検定〇〇級の資格勉強中」などと書くのは良い印象を持たれます。
また、「〇月に受験予定」などと記載もあれば、例え合格する確率が少なくても企業からは高い評価を持たれます。
現在資格がないという状態でも、このようにやる気を見せることでライバルと差をつけることは可能です。
勉強中の資格があるのは意欲があると見られますが、応募した企業と全く関係のない資格を書くのは逆効果となります。また、「どんな勉強法をしているかなども質問されることもあるので面談の時に応えれるようにしましょう。」
【補足】
勉強中と言っても「スクールで勉強中」というようにお金を出している方は企業から本気度が高いと思われます。
ただほとんどのスクールは値段が高いので、安価で多くの資格の勉強ができるオンラインスクール「オンスク」がおすすめです。
動画やテキストで学べる | |
【特徴】
月額980円という低価格から本格的に学べるオンラインスクール。
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学習方法 | オンライン |
講座テキスト | ダウンロードOK |
動画による学習 | 見放題 |
学習管理機能 | 有り |
無料体験 | 学習法動画などの無料視聴 |
業務と関係ない資格は書くべき?
資格は大量に持っているけど、その中で業務に関係する資格はほとんどない。
こういう状況の方って結構多いです。
個人的には資格は書かないよりは書くことをおすすめします。
1級は高評価
例え企業に全く関係のない資格でも、1級取得の資格は書くことをおすすめします。
面接官にとって知らない資格でも、やはり1級というのはそれなりに勉強しないと合格しないものなので、取得している場合は「まじめ」や「勉強する姿勢がある」というように努力する人という印象を与えます。
意外と役立つ資格もある
僕の経験談でもあるのですが、事務系と思っていても工業系の資格が役に立ったり、全く関係のないと思っていた資格が実務にすごく役立つということもあります。
具体例でいうと以下のようなことがあります。
受けた職種はCADの業務ですが、現場が忙しいときに手伝いに行くということが多かったです。そのため「企業は扱いやすい」という評価になりました。
学生のときに取得したものですが、入社してみるとほぼ毎日電卓を使いました。
資格を持っていない人と比べると計算スピードにかなり差がでたので、意外と役に立った資格です。
4級以下は書かない方がいい
資格があるといってもすべて書けばいいというわけでもありません。
企業や社会で評価されるのは最低でも3級以上です。
4級以下では逆に「3級も落ちたのかな」と誤解を招くことにもつながりますので書かないことをおすすめします。
ですが、3級も取得しているというのは基礎知識がある証明にもなるので書くことをおすすめします。
企業側にとってもイチから教えるのと少しでも知っているのとでは教育の負担が違います。それにその資格が「どのような内容か知っている」という証明にもなります。
吉良
まとめ
この記事では履歴書の資格において、業務に関する資格がない場合についてお話しました。
冒頭にもお伝えしたように、資格で採用が決まるわけではありません。
しかし、履歴書の資格はアピールすればライバルと一つ差をつけれるので、できる対策はしましょう。
履歴書の資格【業務に関する資格がなくても】
- 本当に何もないときは「特に無し」
- 勉強中の資格は書く
- 業務に関係なくても書くのをおすすめ
- 4級以下は書かない
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