自分に合った仕事。今より良い会社へ

【今すぐチェック!!】

生産管理の将来性と向いている人

WRITER
 
生産管理







この記事を書いている人 - WRITER -

生産管理の仕事を挑戦しようと思うときに気になるのが『将来性』と『どんな人が向いているのか』ということ。

やはり働くのであれば自分に合った職に就きたいものです。
なので、今回は生産管理の業務や将来性のこと、向いている人について解説していきます。

 

注目!

【生産管理】
工場や会社で中心となる業務。
全体を見て判断するのに未経験者が多い

 

生産管理は将来性が高い

結論を言うと、生産管理は将来性が高く、やりがいのある職種です。

 

理由としては「出世する人が多い」ということと「業務内容が多岐に渡る」ということです。

出世する人が多い

具体例を紹介すると、僕が実際に勤務している工場で生産管理をしている方は、半数以上の方が将来「課長」「工場長」「部長」などへ出世しています。

もちろん他部署で課長になってから生産管理をする方もいましたが、生産管理は業務上会社の全体を知ることができるため、管理職として必要な知識が身についてきます。

 

生産管理の業務内容

生産管理と聞くと最初にイメージがつくのが仕事の全体の工程を決めることでしょう。

もちろんこれは正しく、製造業であれば設計から現場の各工程の日程決め、出荷の日時まですべてを管理していきます。

実際の生産管理の業務では工程を決めるだけでなく、総合的に様々な業務をこなします。

吉良

会社によって多少は違いますが、僕が見てきた生産管理では以下の業務をこなしていました。

  • 各工程の納期調整
  • 工場の負荷を把握して受注可否の判断
  • 材料の注文先や仕入れ日の取り決め
  • 現場設備がトラブル発生時の業者との仲介
  • 原価や予算を考えての対策・対応
  • 品質管理からクレーム報告を聞いた時の対応
  • 配送の方法や日時の決定・指示
  • 出荷前確認
  • その他雑務

もしかしたら「初心者には難しそう」という印象を持つかもしれませんが、実際の生産管理の人はほとんどが未経験者で入社します。

基本的には工場長や各部署長との相談を頻繁に行い、生産管理は仲介役と最後の事務処理をするというイメージが正しいかもしれません。

ただ、業務内容が最初の工程から最後の工程まで関わるため、結果的には会社の流れを誰よりも知る部署となります。

生産管理が向いている人

ポイント

極めるよりも広く浅くスキルアップしたい人

生産管理は何かを極める「スペシャリスト」ではありません。
先ほどの業務内容の通り、会社の全工程を広く浅く知っていく部署となります。

例えば

この寸法なら曲げ加工は不可。

といった専門知識は必要ありません。

しかし、

この材料は自社では取り扱っていない。

といった知識は覚えていく必要ありますし、作業に1週間ぐらいかかりそうといった大体の目安は計算できるようにならなければいけません。

なので、会社の全工程に対して少しずつ知識を蓄える必要があります。

最初は上司や現場に何度も質問していくことになりますが、過去の実績データと経験で途中からわかるようになります。

人と話すのが嫌じゃない

生産管理は事務処理だけではありません。
初めての案件であれば作業時間や段取りを現場と相談しますし、客先クレームが起きた場合は各部署長へ早急に連絡しなければいけません。

日によっては一日の半分以上誰かと話しているだけということもありますし、多くの部署のいろんな人と関わる部署です。

なので、初対面の人を相手にしても普通に業務の相談をできる人は生産管理に向いています。

生産管理って女性と男性のどっちが向いているとかありますか?

春川

事実上、男女どちらも働いています。そして、それぞれに利点が存在します。

吉良

 

男性の利点

生産管理は僕が見てきた中では男女比は半分ぐらいです。

男性が生産管理をするうえで一番の利点は他の部署の手伝いをできることです。

生産管理を男性がする利点
  • 現場が忙しいときに手伝いにいける
  • 手伝いをすることで知識やスキルがUPする
  • 工場は男性が多いのでコミュニケーションを取りやすい

現代では男女差別を無くそうとしていますが、女性に「30kgの荷物を持たせる」とか「スカートの人に油まみれの鉄部品を持たせる」とかいうのは抵抗を感じます

そして、現場の手伝いを経験した方は結果的に現場の知識を深く知ることができ、その後の生産管理の業務にも活かせます。

 

女性の利点

一方、女性が生産管理をするうえでも利点があるなと感じました。

女性が生産管理をする利点
  • 男性よりも仕事を正確にこなしてくれる
  • ささいなリスクも察知しやすい
  • 電話対応、客先対応をすると会社のイメージが明るくなる

男性が雑にした仕事を女性がフォローしてくれる光景をかなり見てきました。

また、客先の重要人物が来社したときに男性が対応すると警戒されることが多いのすが、女性が対応すると雰囲気が柔らかいことが多いです。

なので、会社によっては生産管理として女性を雇いたいという会社もあります。

 

まとめ

この記事では生産管理の将来性と向いている人についてお話しました。

生産管理【未経験でも採用されやすい】

  • 将来管理職に出世することが多い
  • スペシャリストよりも広く浅く知る
  • 業務は会社の全体に関わる
  • 人と話すのが嫌じゃない人が向いている
  • 男性も女性も利点がある

生産管理って難しそうなイメージを持たれますが、最初は簡単な事務処理や現場の基礎知識から学びます。
そして、上司や工場長、営業など多くの方がフォローをしてくれますので、意外と初心者でも覚えやすい職種です。

働くうちにパソコンスキルや製造の知識、出荷準備など多くのスキルが手に入るようになるので、積極的に生産管理にチャレンジしていきましょう。

生産管理はよく生産技術とも比較されるのですが、気になる方は以下の記事もおすすめです。

この記事を書いている人 - WRITER -

<スポンサーリンク>




Copyright© 転職kira , 2019 All Rights Reserved.