性格の悪い先輩はなぜ辞めない?
仕事をしていると、「みんなから嫌われるほど性格が悪い」のに辞めてくれないという先輩をよくみます。
多くの人からめんどくさい人と思われているのに、なぜ何年もずっと会社に居続けるのか。
その理由についてこの記事ではお伝えしてきます。
【多くの人が思う疑問】
辞めてしまえと思う人ほどずっと長く居座る
性格の悪い先輩は辞めていかない理由
今の仕事に自信を持っている
後輩や新人に理不尽なことを言ったり、きついことを言う人に共通するのが「自分に強い自信をもっている」ということ。
周りから避けられて一緒し仕事を協力されない代わりに、逆にその人にしかできない仕事というのができてしまいます。
周りにどんなに仕事ができる人でも、何年も毎日同じ仕事をしている人と同じスピードや仕事の質をこなすのは不可能です
吉良
下の立場になるのを恐れている
さらに性格の悪い先輩が絶対に辞めないのは、今の自分の地位を守りたいからです。
例え現在仕事ができても、他の会社に行けば新人となり、役職に就いている人の言葉には逆らえない立場になります。
今好き放題言える状況なのに、逆に強く言われるというのはその人のプライドが認めません。
嫌われている自覚はゼロ
今まで見てきて思うのが、嫌われている人は自分が孤立していることに気付いていません。
むしろ、自分が仕事できるから「教えてください」と下から来いというオーラを出します。
自分が人より仕事をできているというのは自尊心を高め、その人にとっては居心地の良い会社となっています。
嫌な仕事を避けるスキルが高い
嫌われている先輩は仕事をある程度自分の思い通りにできます。
- 時間がかかるけど面倒な仕事を新人に投げる
- トラブルになりそうな案件の嗅覚が優れている
- やりたくない仕事は正当な理由をつけて逃げる
- ミスが起きても気づけば他人の責任になっている
このように、悪いことからはうまく逃げるので上層部からは高い評価を受けています。
なので、必然的に新人やつらい下の社員の人に比べてストレスが低くなっています。
まとめ
この記事では嫌われている先輩が辞めない理由についてお話しました。
かつて「どうにか責任を取らせて辞めさせよう」とか「社長を交えて会議を開いて撃退」しようと行動に出た社員も何度か見ましたが、残念ながらうまくいきませんでした。
性格の悪い人は絶対的な自信をもつとともに、避けられている分「その人しかできない仕事」というのをもっていたりします。
なので、強いストレスと毎日闘うぐらいなら自分がその状況から離れる方が簡単です。