いつも定時で帰るのに評価が高い人と低い人の違い
会社員の多くは「残業=やる気がある」のように上司から評価を受けます。
しかし、一部の社員に関してはほぼ定時で帰っても会社から高い評価を受けているというのも事実です。
そこでこの記事では損をしないためにも定時で帰る場合でも評価が高くなるポイントを7つお伝えします。
【定時と残業】
定時で帰っても評価が高い人はいる。
残業が正しいわけではない
定時で帰っても評価が高い人
会社員では管理職に就くと他の社員よりも残業時間が多くなります。
そんな中、いつも早く帰るというのは上司にとって不満を持たれやすいものですよね。
しかし、本来は会社的には残業代を払うということは通常の固定給よりも高い給料を支払うため、同じ業務量であれば定時で終わってもらえたほうが利益になるものです。
上司は会社の利益よりも自分の感情で評価をしてしまいますが、これは逆に言うと評価が高くなることもあるのです。
人助けがうまい
会社であれば必ず試練や困るときがあります。
- クレームを出した
- 加工ミスで再製作となった
- 工具を持っていない
- 初めての案件で分からない
困っているときに先に人助けをすると、返報性の原理で「お返しをしたい」という考えが生まれます。
【返報性の原理】
人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいう。
この「返報性の原理」を利用し、小さな貸しで大きな見返りを得る商業上の手法が広く利用されている。
上司や先輩でも関係なく、普段から困っている人を助けておくと、「嫌われる」「悪口を言われる」ということが少なくなり、自分の仕事が多い時も助けてくれるようになります。
休憩時間もメリハリを持つ
毎日定時で帰るというのは、良く言えば「計画的に時間内に仕事を終わらせている」ということです。
やる気がないという印象ではなく時間管理ができる人という印象を周りに持たせるため、休憩時間でも休む時間はしっかりと休むのが正しいです。
休憩時間のチャイムが鳴った直後に休憩し、チャイムが鳴ってしばらくしてから業務に戻るのは絶対NGです。
休憩後の開始時刻もきっちりと守りましょう。
ネガティブ発言が徹底的に少ない
人の悪口を言う人の周りには不思議と悪口を言う人ばかりが集まります。
吉良
たしかにいつも前向きな人が目の前にいると、自然と自分も頑張らないといけないと思いますもんね
春川
良い職場というのは「今日も残業だ」「また至急の仕事がきた」などというネガティブ発言は一切ありません。
むしろ「どうやったら定時までに終わるか」を考えて、同僚と知恵を出し合います。
「この人にしかできない」という仕事を持つ
会社の中でこの人にしかできないという仕事があれば、評価が自然と高くなりますよね?
逆に誰にでもできる仕事しかできない人というのは必然的に評価が低くなります。
仕事では複数の人と協力して作業するので「自分しかできない」というのはなかなか少ないです。
しかし、経験年数や過去の失敗から得た知識など、あなたにしかない情報というのは必ずあります。
それらを活かして「自分だけしかできない仕事」というのを一つでもいいので持ちましょう。
「できない」は事前にはっきりと言う
仕事ができる人の共通点として「断ることができる人」というのがあります。
これは言い方や状況によって上司に与える印象が大きく変わるため、やはりコツがあります。
できないことを言うときは自信をもって断言する。事前に自分の作業時間や納期などを把握し、「現状では、〇〇という理由で納期が〇日間に合わない。
応援が2人必要。」などと具体的に伝えることで『信頼性』のある印象を与えます。
効率化に強いこだわりを持つ
あなたが定時で帰るのは「やる気がない」ではなく「仕事が早い」という印象を持たせなければいけません。
仕事が早い人というのは「仕事を急ぐ」のではなく『効率化』をします。
- 自動化する
- まとめて作業する
- 業務を分担する
- 手順を変える
- 環境を変える
毎日効率化を意識していると同僚も真似をしたくなる案も多くでてきます。
残業する日は絶対に文句を言わない
どんなにスピードの早い人でも残業しなければいけない日は必ずあります。
そのような場合に文句やネガティブ発言は絶対にしてはいけません。
むしろそのようなときは夜中の0時など誰よりも遅くまで仕事をした方がいいです。
このようなイメージを持たせるのはかなり重要です。
まとめ
この記事では定時で帰るのに評価が高い人についてお話しました。
定時で帰るのに評価が高い【7つのポイント】
- 人助けがうまい
- 休憩時間のメリハリを持つ
- ネガティブ発言が徹底的に少ない
- 「自分だけ」にしかできない仕事を作る
- 「できない」は事前にはっきりと言う
- 効率化をする
- 残業する日は絶対に文句を言わない
残業=やる気がある
というのは間違いです。
本来は同じ業務であれば定時までに終わったほうが会社の利益です。
評価する相手が機械ではなく人間のため、評価を上げるための工夫が必要です。
高い評価は年収UPにもつながりますので、仕事術はどんどん高めていきましょう。
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