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トヨタから学ぶ育成力

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育成力







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トヨタはなぜここまで成長し、世界で活躍する車を売り続けれるのか。

それはやはり育成力が他の企業より優れているからです。

 

先日「トヨタの役員秘書が見たトヨタのできる人の仕事ぶり」という一冊で感銘しましたので、今回はその本で得られた知識と自身の経験から『育成力』についてお伝えします。

 

参考書籍↓↓

 

 

育成力が弱いと・・・

仕事中にミスはどうしても起きます。しかし、世の中には鼻で笑ったり「見下す」ような言葉を言って笑う人も大勢います。 他人のミスを笑う人は会社での立ち位置も失いますし、人間関係も大きく下げます。 そこでこの記事ではどのようなことが起きるのかなどを説明していきます。   こんな笑いは絶対だめ 上から目線で笑ったりばかにするような言葉は絶対にだめです。   <div class="surround "boader" "> 「なんでそんなミスするの?」 「え~・・ありえん」 「まだそんなミスするんだね」 </div>   <div class="voice r"><div class="voice-box"><div id="voice-r"><p class="txt">想像しただけでも腹が立ちますね</p></div></div><p class="img"><img src=""https://tensyokukira.com/wp-content/uploads/2018/12/h5.jpg"">"春川"</p></div>   <div class="voice l"><div class="voice-box"><div id="voice-l"><p>鼻で笑う人。黙って笑う人も同じ最低です</p></div></div><p class="img"><img src=""https://tensyokukira.com/wp-content/uploads/2018/12/k5.jpg"">"吉良"</p></div>   他人のミスを笑うと・・・ 先ほどのような人は本人が自覚がなくてもいずれみんなから嫌われます。 また、最初は周りも合わせてくれていてもどんどん距離を置かれるようになります。   ミスした人から徹底的に嫌われる ミスをした人というのは、言われなくてもひどく傷ついている状態です。 強がっていても内心は 「確認したはずなのに」「客先に謝りにいかないと・・・」などと強いストレスを持っています。 このような状態のときに上から目線で言われたり笑われると当然嫌われることとなります。   孤立する 嫌われるのは笑った相手のみではありません。 他の同僚からしても <div class="surround "boader" "> 「あいつと関わったら自分も悪口を言われそうだ」 </div> と距離を置かれるようになります。   僕が実際に見てきた同僚などでは <div class="surround "yellow" "> 「あいつは人のミスをいつも笑うけど自分は全然仕事できないんだよなぁ」 </div> というようにかなり低い評価を受けていました。   自分が困ったときに誰も助けてくれない 会社においてコミュニケーションや人間関係は重要です。 これは役職についた人も同じで、工場長もかなり孤立した状況を見ました。   実例を挙げると、工場長が会社の命令でベトナムに3年以上出張という話がでたとき、かなり嫌だったようで部下に相談していました。 そして当時部下や同僚から実際に言われていた言葉は <div class="surround "boader" "> 「いってらっしゃい」 「頑張ってください」 </div>   と誰も引き留めるひとはいませんでした。 さらに話を聞いていると、奥さんからも「一人で行ってきてね」とあっさり言われたようです。 やはり毎日の言動が積み重なるとこのように誰からも相手にされなくなるのです。   ミスは共感またはフォローする 他人がミスをしたときは笑うのではなく共感する。もしくは一緒に対策を考えるなどフォローをしましょう。 簡単に事例を挙げてみます。 共感&アドバイス 「分かる!自分も同じ失敗をしたことがある。だから俺の場合は同じミスをしないように〇〇で下準備してから作業しているよ」   先輩や上司が同じミスをしていると聞くと、新入社員などからは特に親近感を持たれます。 また、アドバイスをもらうことで「やっぱりこの先輩はすごい人だ」という経緯を持たれます。     励まし&フォロー 「気にするな!客先に一緒に謝りに行こう」   こんな先輩がいたら頼もしいですよね。励ましてくれるのはもちろん嬉しいのですが、「一緒に謝ってくれる」「対策を指示してくれる」というのは本当に助かります。 <div class="voice l"><div class="voice-box"><div id="voice-l"><p>人助けをすると、後日自分が困ったときには逆に助けてもらえるようになります。</p></div></div><p class="img"><img src=""https://tensyokukira.com/wp-content/uploads/2018/12/k1.jpg"">"吉良"</p></div>     まとめ この記事では他人のミスで笑ってはいけないという話についてお話しました。 他人のミス【笑うのではなくフォローをする】 上から目線で笑うのは絶対ダメ ミスした人から徹底的に嫌われる 孤立する 自分が困ったときに誰も助けてくれない ミスは共感かフォローする   人のフォローやアドバイスをするというのは実は自分の勉強にもなります。 対策を一緒に考えることで「自分がミスをしたとき」にもすぐ対応できますし、そのミスを防ぐ方法も身につくことができます。 人のミスを笑って嫌われるのではなく、助けることができる人物となりましょう。

先輩や上司では仕事はできる人は多くいても、育成力や指導スキルが少ないことはよくあります。

しかし、育成力が少ないと仕事として悪循環な状況になります。

 

新人がなかなか育たない

よく会社員で聞くのが

あの新人はいつまで経ってもミスばかりだ

というような言葉。

もちろん本人の努力次第で解決することはありますし、本人が自分で改善する方法を見つけるのは大切です。

しかし、実際には指導方法や与える仕事の采配、仕組みなども考慮する部署であれば新人が育つスピードも上がります。

 

チームワークが悪い

上司や先輩が怒鳴る部署では協力した仕事が行えません。

例えば以下の状況を頻繁にみます。

  • 個人が自分の仕事しかしない
  • 新人のミスを放置することで悪化した事態を招く
  • 教えたら自分にも責任が来るからと先輩が教えるのを拒否
  • 他人の仕事が遅いのはその人のせいと決めつける
このような状況では部署全体でこなせる仕事も少なくなり、必然的に無駄な残業が生まれます。

 

仕事も進まない

育成力がないと新人は伸びず、部署の中も個人プレー。そのストレスが続くことによって上司も部下に怒鳴ることが増えてしまいます。

しかし、上司が30分や1時間も怒鳴っても時間の無駄でしかありません。

本来ならその時間があれば上司は多くの仕事をこなせますし、怒られる側も自分の経験を積むことができるはずです。

しかも、怒られる時間が長くなれば新人は委縮し、モチベーションが下がってまたミスをするという負の連鎖が始まります。

 

トヨタから学んだ育成力

では、トヨタの場合はどうでしょうか。

今回読んだ本ではトヨタで実際に十数年勤め、
役員秘書という責任ある仕事を成し遂げた石井住枝さんの著書「トヨタの役員秘書が見たトヨタのできる人の仕事ぶり」という本です。
参考↓↓

この本にはトヨタのすごい所が凝縮され、10個の項目が紹介されていました。
そして、その中でも特に育成力が印象に残ったので一部紹介します。

 

 

厳しく叱ったあとは必ずフォロー

育成には厳しく叱る場合と褒めて伸ばす方法があります。

現代では褒めることができる人の方が会社の空気が良くなり勧められていますが、やはり厳しく叱ることも必要です。

この本で紹介されていた役員も厳しく叱る方だったようですが、厳しい指導をした後は

このあとコーヒーでも飲みに行くか?

などと声をかけていたそうです。

これをできる上司を僕は今まで見たことがありません。

 

スタッフを社外で褒める

仕事では協力業者と連携を取ったり、得意先と頻繁に話をする部署もあります。

しかし、多くの場合新人はよその会社から下に見られ、話も切り出しにくいことが多々あります。

しかし、トヨタのできる役員の話では事前に社外で部下を褒めていました。

部下を褒めることで取引先からも「よく名前は聞いているよ。頑張っているみたいだね」などと話がスムーズに入りやすくなります

吉良

これは新人に直接褒めるよりも効果の大きい手段だと思います。
 

役員は担当者じゃなく責任者を責める

工場などでも一般的にミスは担当者が責めらます。

しかし本で紹介されている役員では

「このトラブルが起きるのはその仕組みがおかしい」

などと手順や環境を叱るようです。

 

そして、他の人がやっても同じトラブルが起きないように徹底して改善を行います。

これは非常に良いことだと思いますし、実はトラブルを起こしたした人も
「自分のせいでルールを変えてしまった」

と責任感を生むようになります。

育成で責任感を与えるのは難しいことなので、こういった方法もいいでしょう。

 

褒めるときは堂々と。叱るときはこっそりと

社員は誰でも叱られたくないものです。

この本で驚いた育成方法というのが、

褒めるときはみんながいるときに褒める。しかし、叱るときは会議室などで二人でしっかり叱る

というもの。

僕が勤務してきた会社でも大勢いる部屋で怒鳴られるのはデメリットしかありません。

部署の雰囲気は悪くなり、社員のモチベーションは下がり、さらには性格の悪い先輩は同じ言葉を蒸し返して説教をしたりします。

逆に褒めることをみんなの前ですれば会社全体に良い空気が流れ、社員のモチベーションも上がります。  

自分が分からないことを部下に振らない

残念な先輩は自分が分からない仕事や面倒な仕事を後輩に押し付けます。

そして、質問されても分からないので拒否します。

先輩が分からないのだから新人は当然仕事が進まず、次工程の部署に迷惑をかけます。

やはり育成という面では先輩が後輩にしっかりと指導するべきです。

先輩も分からないような案件であれば自分でやるべきですし、自分が理解している案件であれば後輩にも的確な指示が与えれます。

やはりこのような細かいことも育成力には大きな影響を持ちます。

 

 

まとめ

この記事では育成力についてお話しました。

 

トヨタから学ぶ育成力【育成力があれば部署の空気も良くなる】

  • 厳しく叱ったあとはフォローする
  • スタッフを社外で褒める
  • 役員は担当者じゃなく責任者を責める
  • 褒めるときは堂々ととし、叱るときはこっそりと
  • 自分が分からない仕事を部下に振らない

やはり会社では育成力があるかないかで全く雰囲気が変わります。

ベテランはいずれは引退するわけですし、しっかりと育成できればベテランの仕事も減ります。

大手の成功した会社はそれだけの理由があって成功しているわけなので、是非参考にしてみましょう。

 

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