怒鳴られると思考停止。抜け出すための解決法は?
大勢の前でいつも怒鳴る上司。長い説教や言い返せない状況がつらくなるとつい思考停止をしてしまいます。
しかし、その思考停止がさらに上司をヒートアップさせますし、自分のストレスにもなってしまいます。
なので、この記事では怒鳴られて思考停止してしまうときの対処法や、なぜ上司は怒鳴るかについてお話します。
【重要なこと】
あなたは決して能力が低いわけではない。ただ現在がうまくいっていないだけ
怒鳴られると人は思考停止する
怒鳴られて思考停止してしまうのはあなただけではありません。
この記事を書いている僕も経験済みですし、同僚や後輩でも思考停止して言葉が思い浮かばなくなる状況を何度も見ています。
なので、思考停止することは決してあなたが特別なわけではありません。
上司が怒鳴る理由
そもそもなぜ上司はそんなに怒鳴るのか。
しかも同僚がいる同じ部屋で、何度も同じ内容を繰り返して説教する。
このように怒鳴る上司には以下の特徴があります。
- 自分の思い通りに動いてくれないと気が済まない
- 指示をある程度省略しなくても理解すると思っている
- 自分は間違っていないと絶対的な自信を持っている
- 怒鳴ることを悪いと自覚していない
過去の言動を見ていても分かったのですが、怒鳴る人は「相手のため」と思って長い間説教していることが多いです。そのため、相手を委縮させているからといって怒鳴ることを自分から減らす可能性は少ないです。
吉良
怒鳴る上司への対処法
反論をしない
怒鳴る上司は基本的に反論を嫌います。
例えば
と言われて自分の努力を示しても、逆にヒートアップしてしまいます。
「こう思ったからこの行動を取りました」と説明しても、今度は「上司に反論しているのか」などとめんどくさいことになります。
なので、上司が感情的に怒鳴っている間は基本的に聞くことに専念する方が早く終わります。
頑張りすぎない
怒鳴られるとつい「自分が悪かった。なぜこんなミスをしたんだろう」
と自分を責めてしまいますが、あまり自分を追い込んでもプラスになりません。
普段全力で頑張っている人ほど目の前のことに集中し、自分でも嘘のように信じられないようなミスを連発します。
そんなときは一度頑張るのをやめて、一歩引いてみることで仕事がうまくいったりします。
今がうまくいかないだけと考える
ミスが起き始めると連続で続きますが、それが何年もずっと続くなんてことはありません。
なので、『来年の今はきっと一年前の自分を笑っている』と考えてみましょう。
自分がうまくいっている姿を想像することで、「つらいのは今だけ」と客観的に考えることができます。
まとめ
この記事では怒鳴られて思考停止したときの解決法ついてお話しました。
ただ、今回紹介したのはストレスが軽度のときの対処法です。
本当につらくて仕事に精神的に不安定になっているときは、休みの日も上司の言葉を思い出して落ち込んでしまいます。
その状況が続くとうつ病発症に近づいてしまうため、すぐにでも仕事を変えること方が得策です。
とはいえいきなり辞めると仕事を失いますので、まずは在職中に転職エージェントに登録し、無料で情報収集を始めてみてはいかがでしょうか。