【書評&実践】『繊細さんの本』を読んで感じた感想!
今回は「繊細さんの本」を読んで感じた感想や学びについてお伝えしていきます。
仕事をしていると、上司の不機嫌そうに見えたり、人が怒られているのもすごく気になってしまいます・・・
春川
それなら「繊細さんの本」の本がぴったりです。繊細な心を無理やり変えるのではなく、受け入れたうえでラクになる方法を紹介されています。
吉良
どんなことを学べる本か是非聞きたいです
春川
「繊細さんの本」の概要
本書は『繊細でストレスを感じやすい人が、繊細な感性を大切にしたままラクに生きる方法』を書かれた本です。
自分が怒られているわけでもないのに人が怒られているだけで疲れる人。小さな音を気にしないようにしても気になってしまう。
大勢で話すと疲れるといった「繊細さん」と、それ以外の「非繊細さん」との違いを分かりやすく解説されています。
こんな人にオススメ!
「繊細さんの本」の本は以下のどれか一つでも当てはまる方に是非おすすめです!
- 人が自分のことを悪く言っているように感じる
- 人より仕事が遅いと感じる
- つい気を遣って疲れる
- とにかくいろんなストレスでしんどい
「繊細さんの本」から学んだこと
本書は繊細さんが物理的にラクになる方法や、つらいと感じる具体例なども多く書かれていました。
学べることは多かったのですが、その中でも特に印象残ったことを3つ紹介します。
マルチタスクを乗り切るシンプルな方法
繊細さんはマルチタスクが苦手な人が多いようです。
実際僕も3つより多い仕事をもつとパニックになる傾向があるのですが、本書ではシンプルな方法で乗り切るように書かれています。
その方法とは
ということ。
人は複数のことを同時にしようとしてもできないものなので、一つのことを集中してこなし、クリアしたら次をやるという方がうまくいきます
吉良
「キライ」は大切なセンサー
繊細さんは優しい人が多く、「人をキライになるのは悪いこと」と思ってしまいます。
なので、キライな人にもつい自分から近づいてしまい、傷ついてはストレスを増やしてしまいます。
自分の本音を知る方法
本書では自分の本音を知る方法として、「~しないといけない」と「~したい」という2つを比べていました。
前者のように「仕事に行かないといけない」というのは自分の本音ではなく、世間の目を気にしているだけの可能性が高いです。
逆に、「休日は仕事のことを忘れたい」というように「~したい」は本音の可能性が高いと書かれています。
繊細さんはつい周りの言葉を気にしたり正解のルートを探してしまいますが、自分の本音と向き合うとずっとラクになれるようになります。
「繊細さんの本」を実践!
本は得た知識は実践することで自分のモノになります。
そこで今回学んだことを活かして実際に行動したことを紹介します。
なるべく1つのことに絞る
以前は仕事のときに机の上に多くの書類を広げては困っていました。
それを、ひと呼吸おいて「今は〇〇をする」というように一つのことに集中するようにしました。
これは雑念が消え、仕事もかなりスムーズに進むようになりました。
苦手な人を受け入れる
仕事上どうしてもキライな人や苦手な人が存在します。
つい自分からその人に近づいては、きつい言葉を言われて嫌な思いをしていました。
しかし、相手も自分も「苦手」と思っているんなら距離を置いた方がお互いラクなんだと思うことで、以前のような会話でこじれることも減りました。
著書の基本情報
「繊細さんの本」の基本情報を紹介します。
【書籍名】繊細さんの本
【著書名】武田友紀
【出版社】飛鳥新社
【ページ数】238P
【著者の職種】HSP専門カウンセラー
目次で本の全体像をチェック
『第1章』繊細さんがラクになれる基本
『第2章』毎日のストレスを防ぐカンタンなワザ
『第3章』人間関係をラクにする技術
『第4章』肩の力を抜いてのびのび働く技術
『第5章』繊細さんが自分を活かす技術
各章の中に具体的な内容が区切られていて、内容を詳しく解説されています。
吉良
まとめ
この記事では繊細さんの本の書評と学べること、さらには実践についてお話しました。
今回の記事で紹介したことはほんの一部のみです。
やはり「繊細さんの本」という一冊の本を読むことで著者の経験や知識を学習することができます。
世の中には自分が繊細さんなのか微妙だと思う人も多いと思いますが、この本を読むと共感する人が多いのではないかと思います。
繊細さんは決して悪いことではなく、逆に非繊細さんよりも長所となることも多く備えています。
本書を読むと自信を取り戻すことにもつながりますし、何といっても心が楽になれる本でした。
本を読むということはあなたの知識や人生を向上させますので、是非読んでみましょう。
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