仕事が限界と感じる体のサイン
仕事が限界。とにかくつらい。本当に苦しんでいる人にはこのような瞬間を経験します。
これは決して本人の甘えなんかじゃありません。
今回は仕事の限界を感じる原因と体に現れるサイン。さらには本当に体を壊す前にしてほしい対処法をお伝えします。
【心においてほしいこと】
人には合わない仕事と合う仕事がある。
選択肢を持つことは人間の権利
仕事の限界は甘さじゃない
世の中の大人は
「最近の若者はすぐに辞めようとする」
などと否定をしますが、実際には辞めていく人は多くいます。
30代になると「転職経験なし」の割合は一気に減少し、半分以上の人が転職を経験。
30代で半数以上の人が転職経験ということは、つまり40代や50代となると半数を超えています。
多くの人は転職を経験しますし、人が限界を感じるのは決してその人だけが悪いというわけではありません。
ではなぜ多くの人が「もう限界」というところまできてしまうのか原因をまとめました。
仕事の限界を感じる原因
人間関係がつらい
会社を辞める理由として常に上位にランクインされるのが人間関係です。
パワハラやセクハラも問題となっていますが、単純に
「この人とは絶対に合わない」「この人と一緒に仕事をしたくない」などと思うことはよくあります。
最初は我慢できる範囲なのですが、限界まできている人にとっては仕事が休みの日でも頭にでてくるぐらいストレスを持ちます。
仕事が合わない
仕事がうまくいかないのは「向き」「不向き」が原因することもあります。
例えば僕の体験談で言うと、転職をして未経験の仕事に就いた直後に会社から高い評価を受けた経験があります。
自分に合っていない仕事の場合は、どんなに頑張っても成果にでないこともあります。
自分が何の仕事が合うのか悩んだら自己分析もしてみましょう。
給料が不満
給料により不満が高まることも多いです。
- 経験年数を上げても年収が低い
- 残業手当がつかない
- 現状の給料では生活できない
- 将来性がなく安定しない
給与水準が一度低くなった会社はなかなか給料が上がらない傾向があります。
会社自体が給料を払える金額が少ないというのもありますが、それ以上に役員や社長などが給与水準を上げる気がないということがあります。
時間がない
「過酷な残業時間」や「休日出勤」「出張や転勤」などで家族との時間を取れない方も多くいます。
僕が実際に見てきた同僚では残業続きのストレスから「離婚」などの家庭崩壊する人も多くいました。
ストレスの積み重ね
本当に仕事の限界と感じるときは原因が一つとは限りません。
むしろ小さなストレスの積み重ねから体にサインが現れ、「辞めたい」「逃げ出したい」というところまでくることがほとんどです。
強いストレスを抱えた状態が続くと、体が限界を示すサインを出すようになります。
吉良
仕事の限界から体に現れるサイン
イライラする
僕の経験談でもあるのですが、仕事の限界を感じるときってかなりイライラします。
同僚が普通に笑っているだけでも「仕事中に笑うな」とイライラしたり、上司や先輩のちょっとした指摘もすぐに反論をしたくなります。
仕事のミスが増える
現在仕事をしてて、「最近ミスが増えてきた」と悩むことはありませんか?
強いストレスを抱えると仕事に集中できないようになり、普通なら当たり前にできるような小さなミスでさえ頻繁に起こすようになります。
まじめな人ほど「なんでできないんだ」と責任感を感じてしまいますが、体が限界を訴えているサインの場合もあります。
眠れない
眠れないのは体が限界を訴えているサインです。
特に僕が体験して思ったのは「いくら寝てもすっきりしない」という状態。
本来ならばリラックスして寝る時間なのに、ストレスが強すぎて熟睡できない状態となります。
体調が悪くなる
寝れない状態は体調を悪化させます。
- 食欲がでない
- 夜中に急に食べたくなる
- 腹痛
- 頭痛
- めまい
- 動機
我慢して仕事を続ければ「うつ病」を発症する可能性もあります。
人生に絶望する
僕が本当に限界を感じ、末期だと思ったときはよく絶望していました。
「次の仕事探してもうまくやっていける気がしない」
「考えるのもつらい」
最終的には家族や周りにも「仕事を辞めた方がいい」と言われるまでになりました。
限界を超える前にすること
仕事の我慢はよくありません。 頭ではわかっていても、ほとんどの人は限界を感じてもそのまま仕事を続けようとします。しかし、うつ病になれば社会復帰に時間がかかりますし、体調不良や強いストレスは大きな負担となります。
一日仕事を休む
まずは一日休んでください。
業務上自分が休むと周りに迷惑をかけると思うかもしれませんが、会社って一日ぐらい休んでも経営が傾いたりしません。
実際には限界まで仕事を続けて突然会社に来なる方が会社は困るはずです。
それに、元々は会社が原因でつらい思いをしているわけなので、そこまで会社のために頑張る必要なんてありません。
相談する
あなたの言葉をあまり否定しない人に相談しましょう。
奥さんやご両親、友達など。
もし周りが否定ばかりする環境であれば、転職エージェントに言ってみるのもおすすめです。
転職エージェントはプロのキャリアドバイザーが無料で転職のサポートをしてくれるのですが、最初は必ず「転職したい理由」を聞かれます。
さすが転職のプロということだけあって、話を聞くのもうまいと感心しました。
転職も選択肢
完全に体を壊す前に対処をするのは大切です。
体調を壊したり精神的におかしくなってくるような体のサインがでたら、それはすでに限界と判断しても良いところです。
今のあなたが苦しいのはあなたが悪いわけではありません。
あなたの会社が合わなかっただけです。
自分に合わない会社っていうのは、実際に働いてみて分かることもよくあります。
しかし転職をしようと思うと「何をすればいいのか」悩むものです。
以下の記事を参考にしましょう。