出世はしない方が幸せ?出世をしたくない人が多い理由とは?
会社員では「課長」や「部長」「取締役」など出世は一つの目標です。
しかし、世の中では上司から昇進を勧められても断る人も多くいます。
今回の記事では出世をすることで失うもの。なぜ出世をしたくない人が多いのかという理由についてお伝えします。
【出世について】
昇進することが幸せとは限らない。
自分の人生は自分で考えて決めるべき
出世をしたくない人は多い
出世をしたくない人が実際の多いのか。実際に調べてみると多くのサイトで証明されていました。
その中の一つを挙げると以下のようにあります。
引用元:L-Channel
出世をしたくない人は半数を超えます。
吉良
出世をしたくない理由
では、なぜ多くの人は出世をしたくないのでしょうか。出世をすれば「給料UP」や「地位」「名声」など得られるものは多いです。
しかし、出世をしたくないと思う背景には時間や家族、ストレスなどが原因だと考えられます。
家族との時間が減る
出世をすることで部下を持つようになると、仕事の納期調整や会議出席などやらなければいけない仕事ができます。
また、部下に指示をしなければいけない責任者という立場から他の人よりも残業時間も多くなります。
家族の誕生日など本来であれば定時で帰りたい日でさえ、管理職になると帰ることが難しくなります。
転勤・出張を防げない
過去に僕が見てきた上司では、以下のような事例がありました。
- 突然中国に3年間出張
- ベトナムの工場長へ就任
- 会社の組織変更のため県外へ転勤
これらは事前に相談などほとんどなく、突然会社から通達がきます。
管理職に就くと一般社員に比べて転勤を断るのが難しく、会社からターゲットとされる確立も上がります。
同僚との関係が崩れる
社員にとって上司や管理職というのは敵です。
自分を評価されるのはみんな嫌なものですし、間違った指示を受けると不満を持たれます。
強いストレス
一般社員の場合は基本的に自分のミスのみが自分の責任となります。
しかし出世をすると部下のミスも自分の責任になります。。
また、「部署単位でのクレーム件数」や「原価削減」「売上」などを会社から指摘され、部下に指示をしても反論される場合もあります。
中間管理職である間は上の役員と部下の間に位置するため、優しい性格の方であればストレスに押しつぶされそうになります。
係長や課長って管理する人数が多くて大変ですよね・・・
春川
管理職の中でも階級が低い間は立場が低く、上から厳しい要求をされます。
吉良
出世は不幸なのか
結論を言うと、出世が幸せか不幸かは「人による」ものです。
同級生や後輩が出世していくのを見ると、自分の立場が低いのはプライドが許せない人もいるでしょう。
給料が高ければ旅行などに行けますし、会社から高く評価を受けるのはモチベーションの向上にもなります。
ただ、出世をするということは「時間を失う」「ストレスがたまる」というように代償も当然あります。
会社から昇格を言われても断ることは可能ですし、自分が「本当に出世したいか」というのはよく考える必要があります。
まとめ
この記事では出世をしたくない人が多い理由についてお話しました。
出世は幸せ?【出世をしたくない人は多い】
- 家族との時間が減る
- 転勤・出張を防げない
- 同僚との関係が崩れる
- 強いストレスをもつ
- 出世が幸せかは人による
昇進することは必ず幸せとは限りません。
あなたにとって出世をするというのはメリットが大きいのかデメリットが大きいのか。
自分の人生は自分でよく考えて進みましょう。
自分で決断した答えを持つというのは、例え失敗などが多く起きても前に進んでいけるものです。