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面接でポジティブすきる退職理由はだめ

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退職理由







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面接で必ず聞かれる退職理由ですが、どのように答えるかは悩むものです。
多くのサイトでは「ポジティブに変換する」というように前向きに言うように言われていますが、実際のところは面接官に疑いをもたれます。

そこでこの記事では面接での退職理由をどのように答えればいいかについてお伝えします。

注目!

【面接の退職理由】
面接官が知りたいのは嘘をついたポジティブ発言ではない。

 

退職理由がポジティブじゃないと知っている

面接時に退職理由を聞いたとき、応募者が

「スキルアップのために前職を退職しました」

と言われると、ほぼ100%というぐらい嘘だと疑われます。

 

一般的な退職理由

退職理由はほとんどの人は不満やネガティブな内容を持っています。
例えば一般的な内容では以下の理由で退職されます。

主な退職理由
  • 給料面
  • 人間関係
  • 仕事内容
  • 残業・休日出勤
  • 社風

これらは人事のプロでなくても誰でも予想がつくものです。

つまり、自主退職であればこのような退職理由が含まれていない場合は意地悪な質問で掘り返されることもあります。

 

なぜ面接官は退職理由を聞く?

質問

では、多くの面接官はなぜ退職理由を聞くのか。
これには「自社でも退職する危険性がないか」「応募者の人間性を確かめる」という意味が含まれています。

 

 

自社でも退職しないか

人事の方にとって困るのは「すぐに退社されること」です。例えば入社後1ヶ月で辞められたり、自分が採用した人がどんどん辞めていくようであれば自分の採用基準が悪いとも思われます。

また、会社にとってはやはり1年目ではなかなか戦力とならないので、長く勤務してスキルを上げて欲しいという願いがあります。

体験談としても「当社でこれから数十年と働く予定ですか?」と聞かれたこともあります。

吉良

 

応募者の人間性

退職理由は多くの情報を与えます。

例えば以下のような事例では人間性として大きく評価を下げる結果となります。

  • 人や会社の悪口ばかり言っている
  • 自分では何の努力もしない
  • 話すトーンが暗すぎる
  • 上から目線

不満やストレスを持っているのは分かりますが、だからといって悪意のある批判ばかりするのは印象を大きく下げます。
また、逆に完璧なまでのポジティブ発言では「本当の退職理由は何だ?」と疑問にもたれます。

ここはネガティブな内容でもうまく伝える必要があります。

 

 

退職理由を伝えるには?

退職理由を伝えるには以下の3つのコツがあります。

退職理由の伝え方
  1. 客観的に見て納得する理由か
  2. 志望動機と矛盾しないか
  3. 自分なりの努力をしているか

これらについて一つずつ見ていきましょう。

 

客観的に見て納得する理由か

ポイント

ネガティブな退職理由でも、他の人が見て「その会社はおかしい」というように納得する内容であればマイナスになりません。

例えば僕が実際に面接時に以下の内容を伝えたところ、マイナスどころか共感を得ることがほとんどでした。

【会社のペナルティ】
僕は会社のペナルティという方針に納得がいかず、退職しました。一つのミスで8日間タダ働きという制度だったので、毎月ほとんど会社にいました。僕の場合は3週間連続で出勤したら1日休みをもらうことができましたが、先輩の6ヶ月休み無しという話を聞いて無理だと判断しました。

これは本当の事例ですが誰に言っても深い共感を得ました。

また、残業時間としても共感を得ることができます。

【残業時間が多い】
前職を辞めた理由は残業時間の多さです。月100時間以上残業していたのですが、どうしても体調の悪い日に上司に相談をしても残業を強要されました。
このままでは体を壊すと思い退職しました。

 

志望動機と矛盾しないか

もしあなたが前職の経験を活かすのであれば

「どうしても仕事の内容が合わずに退職を決意しました」
という理由は突っ込まれます。

また、未経験の職種であれば初任給は少なくなるので給料面の退職理由は矛盾ともいえます。

 

 

自分なりの努力

「社風が合わない」「残業時間」などは面接官によっては深堀されることもあります。

例えば

「退職までしなくても部署異動という選択肢はしなかったのですか?」
「残業を減らすために努力などはしましたか?」

といった面接官もいます。
これらは応募者が自身でも改善しようとする努力をしたのか知りたいことなので、聞かれる前に自分から言うのもいいでしょう。

残業時間が多いため、作業手順の改善や自動化、メンバーとの協力など対策はしました。しかし、上司の考えで「帰るなら他の部署の手伝いを」というのが絶対であったため、どんなに自分の仕事が早く終わっても残業時間は減ることはありませんでした。

このように本人の努力ではどうしようもない状況であれば面接官も納得がしやすいでしょう。

 

人間関係はリスクが高い

多くの方の退職理由である人間関係。
これについては言うのをあまりおすすめしません。

たしかに応募者の誠実さ・正直さを伝えることができるのですが、致命的な欠点があります。
それは「転職先でもまた人間関係が原因で辞めるのではないか」と思われること。

どの会社でも嫌な人間は必ずいるものなので、人間関係の退職理由を伝えるのはかなりハードルが高いです。

嘘の退職理由はどうなの?

良い印象を与えるために、嘘の理由を言うのって大丈夫ですか?

春川

それはよくありません。人事の方も多くの方と面接していることがあり、応募者の嘘は意外とばれます。そして、ばれたら当然落ちる確率が上がります。

吉良

自分が辞めたいと思った理由は紙に全部書き出してみましょう。
やはり嘘は面接中に自分で話していても落ち着かなくなるので、自分の退職理由の中から客観的に見ても納得しやすい理由がいいでしょう。

 

まとめ

この記事では面接で答える退職理由についてお話しました。
冒頭でもお伝えした通り、スキルアップなど完全にポジティブな内容だと面接官は疑いを持ちます。

自分の本当の退職理由の中でも、客観的に見て納得する理由や改善する努力をしたということを見せることが重要です。

 

退職理由【ネガティブな理由があるのは知られている】

  • 自社でも退職しないか見られる
  • 応募者の人間性を見られる
  • 客観的に見て納得する理由にする
  • 志望動機と矛盾しない
  • 自分なりの努力を伝える
  • 人間関係はおすすめしない
  • 嘘はばれる

ここまでいろんな話をしましたが、結局は面接官にとって一番困るのは「すぐ辞められること」です。

面接時には自信をもって応答をし、「この人なら長く働いてくれそう」と思われるように声のトーンを上げましょう。

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