仕事のミスが多いと悩んだときにとる対処法
「最近ミスが増えた」「なぜか連続でミスをする」「どうしたらミスが減るかわからない」
こんな悩みを持っていませんか?
この悩みを持っている方は、基本的に他の人よりもまじめで努力家なのにミスが起きます。
この記事ではそんなあなたの手助けとなるように書きました。
仕事のミスは必ずある
一つ覚えておいてほしいのは、仕事のミスは誰にでもあるということです。
普段ミスがないように見える上司や先輩も、あなたが知らないところで実はミスをしています。
また、今はミスが少なくても新人の時は毎日ミスをしていたなんてこともあります。
ただしミスの回数は多い人と少ない人に分かれます。
仕事のミスが多いと感じたら?
今の仕事でミスが多いと実感したら、以下の2つを実践してください。
頑張ることをやめてみる
意外と思うかもしれませんが、一度頑張ることをやめると客観的に見えます。
ミスが続いたときや忙しいときは、どうしても
「早くしないと」
「次は絶対にミスをしない」
なんて意気込んだりします。
その結果、不思議なことに違うところでミスをすることが増えます。
人は一歩ひいて落ち着いて仕事をしない方がミスが減るので、ここは一度スピードを一度落としてください。
※納期が迫っていると焦っても、案外作業が早くはなりません。
どんなミスが多いか分析する
僕の場合はミスが多いときはとにかく自分を分析しました。
複数の仕事を経験していますが、例に挙げるなら
- 単純な凡ミスが多い(入力間違え)
- 同時に複数の仕事をしたときにミスが多い
- ミスの直後に重なる
- 材質をよく間違える
ふと気になって1カ月ほどミスの内容をメモしてみたら、自分のミスの傾向や内容が見えてきたりします。
仕事のミスを減らす対処法
ミスが起きる分析をしたら、具体的にどう対処するかが重要です。
やはり「次から気を付ける」ではミスは減りません。
僕が実際にミスを減らした方法では以下の内容があります。
作業手順を変える
いろいろと試しましたが、やはりミスがよく起きる作業の場合は手順が間違っていたりします。
先輩のやり方をマネしたり、ミスが少ない人をじっくり見ていると自分のやり方がよくないと気付いたりします。
また、CADであれば図形を描く順番を変えたり、コマンドを別のコマンドを使うことで改善されたりしました。
現場作業では「最初に図面を見る時間を長くとってみる」とか「工具を変えてみる」といったことも効果があります。
チェック方法を変える
どの仕事でもチェックや確認作業があると思いますが、この方法も改善が必要です。
例えば確認作業が1回だったのを」終盤と最後の2回チェックするようにする」といった方法も効果的です。
パソコン上で確認していた作業を、印刷してマーカーでチェック入れるようにするということもミスの削減になります。
急ぐより効率化を考える
普段少しでも早く仕事をしようとしていませんか?
僕もずっとそういう性格で、ミスを連発していました。
ですが、会社からの評価って急いで作業している人に対してあまり高い評価をしてくれません。
どちらかというと、ゆっくりでもいいからミスが少なくて効率的に作業してくれる人の方が評価が高いです。
なので、目の前の作業よりも次の作業や後日に作業が短縮できるような効率化を探しましょう。
深く考え込まない
「次こそはミスをしない」という考えって結構連続してミスをします。
ミスした場合は気を付けるポイントをメモして見えるところにおき、あまり深く考え込まないでください。
「終わったことは仕方がない」と気持ちを切り替えた方がうまくいきます。
優先順位を決める
サラリーマンの宿命として、
「問い合わせでやりかけの仕事がどんどん増える」「同時に大量に仕事がきた」「何をやってたか忘れた」ということが多々あると思います。
その場合、とにかく優先順位を決めてください。
納期の早いものや重要度の高いものから優先し、今日中にやらなければいけないものはどれか。
また、できるだけ仕事は3つまでにして新しいものには手をださないでください。
人は仕事を4つ以上に増えると効率が一気に下がるので、近日中にやるべき仕事などは3つに絞ってください。
整理整頓
作業場はきれいですか?
おそらくほとんどの人はNOです。
基本的なことに聞こえてスルーするかもしれませんが、整理整頓ってめちゃくちゃ大事だったりします。
作業場が散らかっていると注意が散乱してミスを誘発するので、まずは身の回りの作業スペースを確保しましょう。
仕事の環境がミスを誘発する場合もある
先ほどまでは本人が改善する事項をお伝えしました。
しかし、ミスの原因は本人ではなく周りの環境が要因のときもあります。
以下の心当たりがある場合は本人では解決できないので、転職なども視野に入れるといいです。
上司が急がせる
一般にはパワハラなども問題になっていますが、そこまでいかなくても
「早くほしいから〇時までにして」
「もっと早くできないの?」
こういうのって結構ストレスになります。
おすすめ記事
先輩が非協力
基本的に先輩は効率のいいやり方を知っています。
しかし、自分が新人の時に苦労したからといってあまり教えてくれない先輩もいます。
みんなが協調性のある人間ではないですし、自分勝手な人間が集まる職場というのも存在します。
仕事が向いていない
僕はミスにストレスを感じていた時、転職しただけで解決したこともありました。
もちろん新人の最初は覚えることが多いのですが、向いている仕事と向いていない仕事って存在します。
自分が好きな仕事が向いていない仕事だったり、未経験でチャレンジした仕事が高い評価を受けたなんてこともあります。
なので、ミスがどうしても減らないという場合は転職も考えるといいでしょう。
まとめ
この記事では仕事のミスが多いと悩んだときにとる対処法についてお話しました。
ミスは誰にでも起きるものです。
しかし、人より多いと感じたときは今回紹介した対処法を実践してみましょう。
- 頑張ることをやめてみる
- ミスの内容を分析してみる
- 作業手順を変える
- 優先順位を決める
- 本人じゃなく環境が問題も
- 向いていない場合もある
まずは頑張ることを一度やめ、分析しましょう。
そして、対処法を一つずつ実践してみてください。
多くの場合は改善されますが、ミスが減らない場合は本人の努力では解決できない環境要因かもしれません。
その場合は転職も考えてみましょう。
以下の記事もおすすめです。